その他

Rの法則

「Rの法則」というEテレの番組に新海誠監督が出演していた。しかも生放送である。 忙しくて大変なのではなかろうか。 しかもその番組は、イケてる10代の子たちがひな壇に座ってトークをする、という スタイルで、スクールカーストの最上位にいるであろう女子…

ラノベにおける接続助詞「し」の使い方について

接続助詞「し」は並列や理由を表すものだそうだ。 並列)お金もあるし、時間もある。 理由)お金もあるし、行ってみよう。 ところが、ラノベを読んでいると、どうもそれとは違うような使い方がある。 読者層である若者の言葉使いを採り入れたからだと思うが…

館長 庵野秀明 特撮博物館

愛媛県美術館で開催されている「館長 庵野秀明 特撮博物館」を 見に行った。今月23日までなので、滑り込みセーフだ。 平日の午前中、しかも大雨が降っているというのに、わりと人が 来ていた。大人気の企画だったのだろう。 実際、面白かった。 ↓ 約30年前、…

アニメは視聴者とともに成長したのか? 

昨日の続きっぽい話。 少年マンガ誌の発展はある程度詳しいけれど、日本のテレビアニメの 変遷についてはよく知らない。 いち視聴者としての記憶で書くので、間違いがあったらすいません。 国産の連続テレビアニメは手塚治虫の「鉄腕アトム」からスタートし…

マンガ誌は読者とともに成長したのか? 

ググって見つけた社団法人日本雑誌協会が出している資料によると、 主な少年向けマンガ誌の発行部数は以下のとおり。 順位 誌名 部数(万部) 1 週刊少年ジャンプ 289.0 2 週刊少年マガジン 151.5 3 コロコロコミック 83.7 4 月刊少年マガジン 78.7 5 週刊少…

萌え旅館

ゲーム「ラブプラス+」のユーザーを一人で宿泊させた旅館が倒産して いたらしい。 熱海に行って、ゲーム機と一泊するオタクは、それほど多くなかったと いうことか。 しかし、オタクはきちんと萌えられるものならお金を使うはずである。 現にメイド喫茶は繁…

なぜ私は「魔法少女まどか☆マギカ」を見て泣くのか? 

もう内容を全部知っているのに、何度見ても笑ったり泣いたりする 作品がある。 ある人にとって、感情を揺さぶる何かがあるからだろう。 もし、感情を揺さぶるものの正体が分かっていれば、クリエイターは そのパターンを利用して物語をつくり、人はあらゆる…

受験問題のガラパゴス化

中学受験で小学6年生が取り組む算数の問題、あれは日本だけの ものではなかろうか。 つまり、受験問題のガラパゴス化である。 そもそも中学受験というのをやっている国がどのくらいあるのか 知らない。 あったとしても、日本の算数の問題のような特殊なもの…

調理障害

たまたま2chの「嫁のメシがまずい」というまとめスレッドを見た。(◎) 私は独身なので嫁はいないのだが、書いてあることに共感できた。 というのも、嫁ではなく母のメシがまずいからである。 メシがまずいとはどういう現象か。 1) レシピ通りに作らず、妙な…

性のハイパーインフレーション

今日の朝日新聞に、産婦人科医の早乙女智子という人のインタビューが 載っていた。 ローティーン向けのファッション誌「ニコラ」の相談コーナー「保健室」には、 「親には絶対に聞けない」という少女たちの体や性の悩みが寄せられ てきます。その回答者を担…

いじめについての返信

tsukino-waguma さんの6月1日のブログ◎を読んで、そのとおりだな と思ったのでひとこと。 いじめに介入する水準は、当事者>保護者>教師>友達>大人 の順番であろう。 つまり、あまり関係がない周囲の大人たちは、やきもきしても ほとんどどうすることもで…

ビキニ

年がら年中、グラビアなどでビキニの女の子を見慣れているから 気がつかなかったが、現実にビキニの女の子を見たことがほとん どない。 どっかの海水浴場で見たことがあるような気がするが、もはや記 憶があいまいになっている。 そして、田舎に戻ってからは…

ビッチ

ビッチの触り方作者: 湯山玲子,ひなきみわ出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2012/04/27メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 632回この商品を含むブログ (1件) を見るビッチという言葉が気になって、この本を立ち読みしてみた。 もともとは女性に対する蔑称…

ルパン三世とワンピース

アニメ化40周年・ルパン三世展を見に行った。 中四国初だそうだが、最終日ちかくだったのか閑散としていた。 展示内容は、ルパン三世のアニメの設定資料やセル画などと、 モンキー・パンチの原画だった。 マンガのルパン三世は1968年にスタートしており、そ…

子供と読書

子供がどうやったら読書好きになるのか、というのを考えてみた。 いわゆる文学作品の読者は、大人でも少ない。 純文学の単行本は10万部売れたら大ヒットである。「群像」とか 「新潮」のような文芸雑誌の発行部数は1万部を切っているのでは ないか。 まだエ…

なぜ弁護士は金の亡者になってしまうのか

弁護士はどうして金の亡者になってしまうのか、と考えた。 それは司法試験に合格するまでの費用を自分でまかなっている からではないか、という仮説を立ててみた。 新しい方式になる前は、司法試験は予備校に通ったり独学で、 何年もかかって合格するものだ…

制服でプリクラ

プリクラの事情については全く知らないから、わけの分からない ことを書くかもしれない。 地方の女子中高生のスカートは、おおむね長い。 東京の子たちは驚くほど短い。 そして地方の子たちは、そのことに憧れている。 このギャップはビジネスになる。 つま…

ゲロクスン

今日の「探偵!ナイトスクープ」に、仙台の人から次のような依頼が あった。 私は、引き戸を開けっ放しにしていると、親に「それ、ゲロプスンだよ」と 子供のころから叱られていました。 当時は仙台の方言だと思っていたのですが、成長するにつれ、どうやら…

ケンコバの女性嫌悪を勝手に解釈してみた

先日の「アメトーーク!」“女の子苦手芸人”がどうも引っかかって いて、ケンコバの心理を勝手に読みといてみた。 まず、放送で彼がどういう発言をしたかをピックアップしてみる。 ・女というのは醜い生き物である ・幼稚園のとき女子に無視されたことがある …

脱走事件

うちの近所に少年鑑別所があるのだが、今日の午後3時半ごろに 脱走事件があった。 私は何も知らずにぐうぐう寝ていた。 夕方5時半ぐらいにスーパーに買い物に行ったとき、上空をヘリ コプターずっとホバリングしていて、変だなぁと思っていた。 6時半ごろ、…

ステマあれこれ

今日の朝日新聞に、阿部和重が2chのステマ騒動について書い ていて面白かった。 ひとたびステマ疑惑が生じると、何事も素直に信じられなくなって しまい、信頼性はもう元には戻らない、という話だった。 ところで、ステマの害というのは何だろう? 例えば、…

山下達郎 Performance 2011-2012

山下達郎のコンサートに行ってきた。 松山でやるのは、なんと13年ぶりだそうだ。 私はこれまで達郎のライブはすべて東京で見ていたから、地方の 公演はどんなもんなのだろうと変な好奇心があった。 たぶん松山の客というのは、どちらかというとノリが悪いと…

伊丹十三と「戦後精神」

第三回伊丹十三賞(受賞者は内田樹)の受賞記念講演が地元松山で あったので、見に行った。 演題は「伊丹十三と『戦後精神』」。 露払いに宮本信子が登場して挨拶した後、内田樹と5分ぐらいトーク をして本講演に入る。 伊丹十三という人はどういう人なのか…

陰謀史観

今日の読売新聞に「地球を読む」という論説文が載っていた。 書いた人はJR東海会長の葛西敬之で、TPP大賛成、日米同盟万歳と いう内容であった。 それはそれでいいのだが、日本が太平洋戦争に突入した裏にはソ連 が暗躍しており、それは戦後の日米安保闘争に…

2000回記念

昨日で2000回書いたことになるらしい。 まあ、内容がないので大したことはないのだが、いちおう記念なので、 これまでの中で最もリンク元が多いであろう日を抜いてみた。 【第5位】華麗なる一族(リンク元826) http://d.hatena.ne.jp/Boaz/20070114 ドラマ…

バターナイフ

今日、起きてピザトーストを作った。 ソースを塗ってとろけるチーズをのせて、あとは焼くだけ。 塗るのに使った、先のちょっととがったバターナイフを口にくわえて、 マヨネーズを冷蔵庫に戻していた。 そのとき、冷蔵庫の底の方にぶどうを見つけ、これを食…

七五調はなぜ気持ちよく響くのか?

昨日見た、小林賢太郎の番組の中で、斎藤孝がゲスト出演していた。 そこで小林が斎藤に「どうして七五調は気持ちいいのか?」という 質問をして、斎藤はうまく答えられなかった。 私も考えてみたが、日本語が母語だから、としか言いようがない。 斎藤孝は、…

なぜジブリは後継者が育たないのか

先日NHKで放送された、宮崎駿と宮崎吾朗のドキュメント「ふたり」を ようやく見た。これを見る前に映画「コクリコ坂から」を見ておかない といかん、と思ったので、放置してあったのだ。 NHKのドキュメントを見ていると、親父も親父なら息子も息子で、こう …

他人のブログの話

私が塾講師だったとき、同僚にAという人がいた。 この人は自分がブログをやっていると言っており、割とマニアックな 趣味を持っていたので、検索したらすぐに見つかった。 私は親しい友人にしか自分がブログをやっていることを言っていない。 なので、Aも…

ダムナティオ・メモリアエ

今日ネットで新しく知った言葉「ダムナティオ・メモリアエ」。 古代ローマ時代の元老院への反逆に対する記録抹殺刑のことだそうだ。 この言葉を見つけたきっかけは、ヘロストラトスという人物だった。 こいつは紀元前356年に、有名になりたいというだけでア…