萌え旅館

ゲーム「ラブプラス+」のユーザーを一人で宿泊させた旅館が倒産して
いたらしい。
熱海に行って、ゲーム機と一泊するオタクは、それほど多くなかったと
いうことか。


しかし、オタクはきちんと萌えられるものならお金を使うはずである。
現にメイド喫茶は繁盛しているではないか。
(もっとも現在の市場がどうなっているかは分からない)


ただ、地方ではオタクの絶対数が少ないので、なかなかそのカルチャー
が認知されず、地元で細々とやっているのが現状ではなかろうか。


そこで、地域外からオタクを呼び寄せるために、メイド喫茶の旅館版を
作ったらどうだろうか。
理想的には、萌えアニメの温泉回と呼ばれる話をリアルでやるのである。


現実には、単なる風俗産業になってしまうので、そのあたりは一線を
引いておきたいが、普通の旅館にコンパニオンを常駐させ、独身男性客
の相手をする、という企画である。
昭和の温泉宿と違い、エロではなく萌えを提供するわけだ。


なのでコンパニオンたちは、その旅館に泊まりに来ている一般客を装い、
様々なサービスを行う。


たとえば、混浴サービスもいいかもしれない。
コンパニオンが水着で入ってくるのである。
あと、卓球サービスも考えられる。


アメニティも、萌えキャラグッズにして持ち帰り可にすれば、いい
記念になるかもしれない。月替わりのグッズにすればリピーターも
増えるだろう。


この温泉旅館はオタクを分かっている、という口コミがあれば、予約も
埋まるのではなかろうか。
今までターゲットにしていなかった独身男性客を狙うなら、このくらい
のことをしてもいいかと思う。