*[映画]ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉

日曜日のレイトショーで観客は30人前後。
封切り2日目で、ちょっと少ないような気がする。
以下ネタバレあり。



テレビシリーズの及川啓監督なら、ギャグを多めに入れて最後に
日本ダービーの勝利の雄叫びの画で締める、という展開にした
かもしれない。いや、私が勝手にそう思っているだけで、
それだけだと尺が持たないからジャパンカップまで描いた
だろうけど。



憧れの人が叶えられなかった夢を実現して、そこから挫折して
もう一度再起する、という王道のストーリーは、誰しも感動
するだろう。




映画を見ていてぼんやり思ったのは、「あしたのジョー」と
似ているのではないか、ということだ。


ジャングルポケット矢吹丈
アグネスタキオン力石徹
フジキセキ白木葉子
タナベトレーナー→丹下段平
テイエムオペラオーホセ・メンドーサ


こういう役割ではなかろうか。
マンハッタンカフェ白木葉子の方がピッタリくるか)
ヒシミラクルマンモス西、は失礼か)


ボクシングではないので、最後に真っ白に燃え尽きるわけ
ではないのだが、レースの描写、特にゴール前の迫力ある
描き方は、往年の出崎統のDNAを感じた。




ちにみに現実の日本ダービーを見てから映画に行ったの
だが、勝ったのは9番人気のダノンデサイルだった。
ウマ娘とコラボした雑誌Numberでも全く触れられて
おらず、競馬というのは走ってみなければ分からん
ものだと思ったです。

役者でイメージするのは、劇団に入り滑舌などの基礎的訓練をして、演出家に

心を折られ、パワハラやときにはセクハラに耐え、収入はほとんどなく、ずっと

アルバイトをしている、というものだ。

 

 

テレビドラマや映画に出演して売れっ子になるのはごく一部で、9割の俳優は

地道に舞台に上がり、演出家に灰皿を投げつけられている。

こういう人たちは、難しい演劇理論も読みこなし、どんな役もこなせるの

だろう。

 

 

その一方で、全くそういう訓練を経ずして売れっ子になる人もいる。

例えばリリー・フランキーだったりピエール瀧がそうだ。

もちろん彼らだって現場で演出家に絞られているかもしれないが、

求められているのは演技力というよりは雰囲気だろう。

 

 

観客としては、作品が面白ければそれでいいので、役者の基礎的な

演技力があるかないかは二の次である。

雰囲気だけでも、監督がオッケーを出せばそれは監督の責任だろう。

 

 

そうすると、演技力とはなんぞや? というややこしい話になる。

才能と一緒で、うまい人は最初からうまいし、下手な人は訓練しても

あまり上達はしない、というものだろうか。

 

 

歌手だったら、うまいかどうかは子供のころから分かるし、うまい人

だけがプロになるだろう。

演技はどうか。カラオケのようなものがあればいいのだが、そういう

場はない。

ものすごい演技の才能を持っているのに、自分も他人も気が付かず、

普通のサラリーマンになっている人だっているかもしれない。

その方が幸せなのだろうけど。

 

 

嘘をつくのは演技力が必要かもしれない。

つまり子供のころから嘘がものすごく上手な人がいたとしたら、

その子は役者になれるかもしれない、ということか。

 

 

義務教育では、音楽や美術で才能のスクリーニングをしている一面が

あるが、演技はやってない。

なぜかダンスは義務教育に組み込まれたが、芝居もやらせてみては

どうだろうか。

 

昭和のクズ男といえば、酒を飲んでギャンブルで借金をつくり

女房子供に暴力をふるい女を作って出ていく、というイメージがある。

ちょっと憧れるのだが、これはクズになれる素質がある人間だけが

成し遂げられるエリート像なのだ。

 

 

私の場合、まず酒を浴びるように飲めない。すぐに吐いてしまい

苦しくなる。

ギャンブルも興味がない。例えば競馬にのめり込むには、大量に

データを記憶する必要がある。去年の菊花賞馬は、と問われて

すぐに答えられ、2着3着も言えるのが普通だろう。とても憶え

きれない。

女房子供もいない。そもそもなぜ女とすぐに懇ろになれるのか。

暴力をふるう相手が存在しないのだから、クズになりようがない。

 

 

そうすると、令和のクズ男はどういうことをしているか。

二郎系ラーメンを食べてソシャゲに課金してSNSで暴言を吐く、

といったところだろうか。

基本的にひとりだから、あまり迷惑をかける人がいない。

SNSで誹謗中傷するのに特化しているのだろうか。

 

 

いずれにせよ、クズ男になるためには濃厚な人間関係が必要だ

ということだ。

私のように良いことも悪いこともできない男は、いてもいなくても

いいのだろう。

ウマ娘をやるようになって、現実の競馬にも興味が出てきて、毎週日曜日は

競馬のテレビ番組を見ている。

といっても馬券を買うわけでもなく、ただ出走したサラブレッドが走って

いるのを見ているだけだ。素人なので、詳しいことはさっぱり分からないが

ちょっと楽しい。

 

 

見ている番組は関西テレビ系の「KEIBA BEAT」で、どうでもいい話だが

シャンプーハットは関西と東京の知名度のギャップが最も大きな芸人では

なかろうか。

 

 

それはともかく、私が不思議に思っているのはオッズである。

馬券を購入する人は、競馬新聞を隅から隅まで読み、血統・前走・馬場・

騎手や調教師・コースなど、あらゆるデータを考えて1着の馬を予想する。

中にはラッキーナンバーとか適当に選ぶ人もいるだろうが、何万人もの

人が真剣に考え抜いた結果が反映されているといっていいだろう。

 

 

ところが、なかなかオッズ通りにはいかないのである。

それがギャンブルの醍醐味なのだと思うが、集合知ともいえるオッズが

実際のレースと食い違うのはなぜなのか? 

 

 

私がそう思うぐらいだから、ずいぶん前から考えている人はいるに

違いない。コンピュータの性能も上がっており、人工知能も発達して

いるのわけで、そろそろデータと現実がほぼ一致する予想が出現しても

おかしくないだろう。

 

 

私はパドックの様子を見ても、競走馬の調子がいいのか悪いのか全く

分からないけれども、画像データ化してAIが判断できるようになって

いるのではなかろうか。

 

 

 

 

あと、素人考えなので実に下らない疑問なのだが、出走直後に騎手が

落馬した馬をときどき見る。

もう誰も手綱を握ってないのだから、自由にどこにでも行けるはずだが、

たいてい一緒に競争している。

馬は集団で生活するから、他の馬が走っている方向についていく性質が

あるのかもしれない。

あるいはさんざん訓練しているから、コースを走ることが身体に染み付いて

いるのかも。それを調教と呼ぶのか。

 

 

ちなみに落馬した騎手や振り落とした馬には何かペナルティがあるのだろうか? 

大怪我するかもしれないので、さすがに罰はないのかな。

 

1年ぐらい前だったか、NHKの「笑わない数学」の虚数の回を見ていた。

高校生のときから全く理解できなかったし、番組を見てもよく飲み込めて

いないのだが、図解されるとぼんやりとイメージできた。

 

 

数直線があって、0を基準に右に行くほど数は大きくなり、左に行くほど

小さくなる。この数直線上にある数は実数である。

虚数は、この横に延びる数直線と直角に交わる軸に存在する、という図解

である。

 

 

ほほーん、となんとなく分かった気がしたが、これは政治的な立ち位置に

当てはめられるのでは、と思いついた。

 

 

右翼や左翼は実数の数直線上に存在する。

右翼は保守、左翼は革新とも呼ばれる。

ネトウヨは自称保守と思っているようだが、本当の保守ではない。

彼らは虚数なのである。

なので、実数ではなく虚数の数直線上に存在する。

自分のことを「右でも左でもない」というのは正しいのである。

 

 

というわけで、今後は彼らのことは保守ではなく別の呼び方にすべき

だろう。ネトウヨでもいいが、もっとうまい呼称がある気がする。

自分で思いつけないのが悔しい。

 

 

なお、理論上は虚数の数直線上にはネトウヨと反対の方向に延びて

いる政治的立ち位置もあるはずである。

ネトウヨはこれらをパヨクとかツイフェミと呼称しているようだが、

ポリコレというのが一番フィットしているのかもしれない。

 

 

いずれにせよ、我々は政治的な議論の立ち位置を、虚数の軸から

実数の軸に戻すべきではないかと思う。

もう20年ぐらい通っている町中華があって、去年建て替えてリニューアルオープンした。新装開店から二週間ぐらいしてから行ってみた。大混雑だった。

いつも食べていた鶏ソース焼き飯を注文した。

驚くほど味が落ちていた。

鶏ソースというのは甘酢ダレに漬けた唐揚げなのだが、衣がカチカチで明らかに揚げすぎだったし、炒飯はもっさりしていた。

オープンキッチンスタイルなので、調理している人は以前と変わらないのがわかる。

もしかしたら新しい厨房なので勝手が違っていたからかもしれない。

そう思ってしばらく行かずにいた。

 

 

昨日、4ヶ月ぶりぐらいに訪れてみた。

冬期メニューにあんかけラーメンがあるので、それを食べようと思ったのだ。

このあんかけラーメンは店の名前がついていて、看板商品だったはずだが、

新しい店のメニューには掲載されてなかった。

なぜか麻婆豆腐がやたらと推されており、もしかして味が改良されたのか、と

思って麻婆丼と汁なしあんかけラーメンのセットを注文した。

 

 

麻婆丼はずっと前に食べてダメだと思った味と変わりなかった。

こんなぼやけた麻婆豆腐を食べさせられて、あまりに悔しかったので翌日

自分で作ったぐらいだった。

新しいメニューには70円で激辛になると書いてあったが、ボケた味を辛く

してもおいしくはならんだろう。

 

 

汁なしあんかけラーメンも期待外れだった。

以前の看板ラーメンはひき肉とザーサイを炒めたものが入っていたが、

ザーサイが抜けていた。あのザーサイがよかったのに。

 

 

原材料の値上がりから、無料のキムチをなくしたり、全体的に100円

ぐらい値上げしているのは、まあいい。

店がきれいになるのと引き換えに、私が好きだった味は失われたのが

悲しい。

 

 

いつもなら会計時に餃子無料券をくれていたのだが、レジのバイトの子は

そんなそぶりも見せなかった。私がもう二度と来ないことを知っている

はずもないが、顔に出ていたのかもしれない。

 

*[映画]劇場版 SPY×FAMILY CODE:White

2日連続で映画を見に行った。サービスデーだったからだ。
平日の夕方の回で観客は7人ぐらい。
これも年末公開なのでもう1ヶ月以上経っている。


ゴジラと違って、これは面白かった。
ちゃんとターゲットを小学生に決めているから「ウンコの神様」
というのが出てくるわけだ。子どもたちは大喜びだっただろう。


大人から見ると、終盤でヨルさんが飛行機に乗り込むのは無理が
あるのだが、最後に家族全員で舵を回すシーンが必要だったので
しょうがないのだろう。



興行収入によっては夏休みや冬休みの定番映画になるのかも
しれない。期待していよう。