2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

山崎豊子が亡くなった。 作品についてはちょこちょこ書いているので、あらためて何か言うことも ないけれど、元新聞記者らしい問題意識の持ち主だったと思う。 ただ、山崎豊子が描いた医療や金融の闇は現在も相変わらず存在しており、 後継者がいないのが残…

急に暑くなったり寒くなったりしたので、風邪をひいた。 私は小さいころ、風邪をひいたときに母親から優しくされたことがない。 寝ているとお粥などを作って持ってきてはくれるが、余計な手間をかけ させやがって、みたいな嫌味を言われた。 (これは腹痛な…

世界は宗教で動いてる

世界は宗教で動いてる (光文社新書)作者: 橋爪大三郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/06/18メディア: 新書この商品を含むブログ (18件) を見るビジネスマン向けの講義をまとめた本で、内容は「ふしぎなキリスト教」や 「おどろきの中国」と被っている。…

経産省の官僚がブログでひどいことを書いて叩かれている。 確かにろくでもない内容だし、叩かれていい気味だとも思っている。 が、もともとは匿名のブログである。 どんなひどいことであろうと、心の中で思うことは自由なはずだ。 そこがなんだか引っかかる…

東北楽天ゴールデンイーグルスが初優勝した。 私は近鉄バファローズのファンだったが、球団が消滅したので、 以来どこのチームも応援しなくなった。 が、楽天イーグルスには、多くの選手がオリックスに移籍させられた ものの、岩隈と磯辺が行ってくれた。 な…

朝ドラ「あまちゃん」で、とうとう鈴鹿ひろ美が唄った。 すげぇなぁ「あまちゃん」。感動したなぁ。 ちなみに若い人は薬師丸ひろ子がシングルヒットを何枚も 出している歌手だったことをどのくらい知っているのだろ うか? まさかドラマと同じように音痴だっ…

私は書店のレジに若い女性がいても、平気でフランス書院文庫を 出せる。 もはや他人にどう思われようと関係ないからだ。 大都市で暮らしている人は、自分の生活圏の外へ出ると他人 ばかりになるから、楽といえば楽か。 が、焼畑農業のように、店やコミュニテ…

お彼岸なので墓参りに行ってきた。 生きている時間と死んでからの時間が逆転する分岐点がある。 80歳まで生きた人は、死んでから80年後にそのときが来る。 6歳で亡くなった子供は、亡くなってから6年後にそのときが来る。 長生きした人は、その分岐点に、生…

ドラマ「半沢直樹」が終わった。 次のシリーズが楽しみだ。 このドラマでは、どういうわけか子供がほとんど出てこない。 ラノベを原作にした深夜アニメの多くで、主人公たち中高生の親が 出てこないのと同じである。 そういう構造なのは、どちらもファンタジ…

NHKスペシャル「神の数式」を見たら、フリーマン・ダイソン博士が インタビューに答えていて、まだご存命だったか、と驚いた。 スタートレック好きの人にとっては40年前から常識だ、と思うかも しれないが、ミスター・スポックの造形はレナード・ニモイの独…

中学生のときの友達の話をしよう。 仮にTくんとしておく。 Tくんは私のアパートの隣のマンションに住んでおり、人が足りない からと私を吹奏楽部に誘ってくれた。 私は当時からオタクだったので、「うる星やつら」や「めぞん一刻」の 単行本を貸してあげて…

リニアモーターカーの話題を読んだ。 東京と名古屋を最短40分で走るという。 現在、新幹線のぞみだと1時間40分ぐらいで到着するから、5分の2に 短縮されるわけだ。 時間の短縮は、もとの数が大きいほど良いが、小さくなるほど無意味に なる、と思う。 10時間…

99.9%が誤用の抗生物質

99・9%が誤用の抗生物質 医者も知らないホントの話 (光文社新書)作者: 岩田健太郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/08/09メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見るなぜ安易に抗生物質を処方してはいけないのか、素人にも分かりやすく、 かつ医学…

昔あったテレビ番組「松本紳助」で、島田紳助が言った言葉に “俺ら、射精した直後に確定申告行けるよな” というのがある。 男の本質をついた名言だと思う。 男性は一般的に、性欲に囚われた状態と、満足した後では別人 である。 そこにキャラクターの一貫性…

橋下徹や石原慎太郎あるいは猪瀬直樹に投票した人々は、どういう階層 だったのだろうか。 少なくともリベラルなインテリ層ではない。 かといって、自民党を支持するような旧保守層でもない。 アンケートでは“支持政党なし”とされる無党派層のうちの、お金が …

アニメ「きんいろモザイク」のエンディングの曲がすごく好きで、 元をたどると中塚武という人のアルバム曲からカバーしていたの だった。 そのゲストボーカルが土岐麻子で、あの土岐英史の娘だという。 山下達郎つながりである。 あんまりジャズ・ボーカル風…

シリア問題を分からないなりにぼんやり見ている。 たぶん、第二次大戦後のシステムの賞味期限が切れそうになって いるのだろう。 現在の国際連合は、第二次大戦の戦勝国が仕切っている。 もうあんな悲惨な戦争は起こすまい、という表側の理念と対になって い…

東京五輪招致の広告で、もし東京に決まったら◯◯します、という シリーズがあったけど、あれはいつやってくれるのですか? やったらやったで、なんか違うような気もするが。 ↓ これは本当に不謹慎な想像なんだけど、もし7年以内に関東大震災が 起こったら、オ…

学校のランキングには意味があるのだろうか。 私もネタがないときには家計調査からちくわとかうなぎの消費量の ランキングを作っているが、ちくわの消費量が多いか少ないかで、 全国各都市の優劣が決まるわけではない。 こういう事実がある、というデータを…

先端企業が新製品や新事業を紹介する場=プレゼンという刷り込みが 私にはある。 スティーブ・ジョブズのあれである。 ちょっとラフな格好をしたスターCEOが演じる独り舞台、というイメージ だが、あれはいつから定着したのだろう? 米国では昔からああいう…

日経ビジネスオンラインで、とり・みきとヤマザキマリの対談が 連載されており、面白く読んでいる。 今週は「テルマエ・ロマエ」の映画の契約の話で、実に興味深かった。 そういえば、プロ野球の契約更新もこれと似たような話だと思う。 選手が直接球団と話…

残念ながら、ほとんどの男は美人に対して性的な妄想を抱く。 むしろ、美人ゆえに過剰な方向に想像力を働かせることが多い。 はたして美人はいつごろから、周りの男たちのこのような視線に 気づき、どう対処して精神的な安定をはかっているのだろうか? 美人…

2020年のオリンピックが東京に決まった。 私はそのとき何をしているだろう? そもそも生きているかどうか。 石原慎太郎は意地でも生きているような気がする。 真夏の東京でマラソンなんてできるのかとも思うが、米国の時間に 合わせて早朝にでもスタートする…

くさいはうまい

くさいはうまい (文春文庫)作者: 小泉武夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見る主に発酵食品に関するウンチクが書いてあって「もやしもん」と ともに読むと面白いと思う。 に…

宮崎駿監督が引退する。 私が思ったことは、他の人が言葉にしているだろうから、付け加えること はない。 何度見ても面白い作品を作っているのだから、何度も見て楽しめばいい。 老体に鞭打って新しい長編映画を作れ、という権利は誰にもない。 が、宮崎監督…

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

公開約一週間後のレイトショーで観客は20人ぐらい。 入場特典グッズは配布終了していたので、初日にどっと入ったの だろう。 むしろ松山でよく公開してくれた。 キャラクターごとに過去を振り返る、いい総集編だった。 しかも、テレビ版の終わりから一年後の…