2016-01-01から1年間の記事一覧

今期のアニメがだいたい終わったので個人的な感想を書いておこう。 ・響け!ユーフォニアム2 今期といわず今年のベストワンだったと思う。 中でも5話のBパート、「三日月の舞」を通して演奏する部分に京アニの凄みと 底力を感じた。特に麗奈がソロを吹く直…

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が終わった。 私は6回目ぐらいからしか見ていないのだが、それでも十分面白かった。 TSUTAYAで星野源の「恋」をレンタルしたぐらいだ。 青木えるかが週刊文春で誰かの言葉として引用していたが、2016年は 福山雅治から星野…

BS11で「魔法少女育成計画」が終わった。 「魔法少女まどか☆マギカ」を最悪の形でパクった駄作だった。 プロデューサーや監督には、恥を知れ、と言いたい。 同じような設定でも、作品が面白ければこんなことは言わない。 しかし、「魔法少女育成計画」は、生…

コメント欄に書くのは長すぎるから、こちらに書いておこう。 デートムービーは商売なのだから否定出来ないし、多くの人がそれを望んで いるのだからしょうがないのだろう。 昔の映画会社だってそんなのばかり作っていて、今では忘れ去られた作品が ほとんど…

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)作者: 七月隆文出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2014/08/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (22件) を見るブックオフで100円で売っていたので興味本位で買ってみた。 たまたま映画の予告編を見ていたか…

いまさら翼といわれても

いまさら翼といわれても作者: 米澤穂信出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2016/11/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (35件) を見る待ちかねた古典部シリーズをようやく読むことができた。 世界観がきちんと出来上がっているので、読者はただ物語の中…

ザ・万遊記

ザ・万遊記 (集英社文庫)作者: 万城目学出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/05/18メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (11件) を見る万城目学の最初のエッセイ集である。 私は2冊目、3冊目と読んでからこれを読んだ。 主にスポー…

劇場版 艦これ

平日のレイトショーで観客は10人ぐらい。 熱心なオタクは初日に来ていたのだろうか。 ゲームはやっておらず、テレビアニメだけ見た私には、凡作だったと 言わざるを得ない。 この映画を作った人は、エヴァンゲリオンが好きだったんだなぁ、 ぐらいしか思うこ…

千葉大学医学部の学生が女性を泥酔させてレイプしたという。 慶応大学の広告研究会でも同様の事件があった。 さかのぼると、早稲田大学のスーパーフリー事件があった。発覚したのは 2003年で、少なくとも1999年から集団レイプを行っていたという。 これら千…

テレビで京都のラーメン屋「新福菜館」が紹介されていて、一度食べてみたいと 思っていたのだが、なんと今治にも支店があるというので行ってみた。 行ってみた、と書いたが、食べログの22時まで営業という記載を信じて先週 訪れてみるとすでに終わっており、…

げんきな日本論

げんきな日本論 (講談社現代新書)作者: 橋爪大三郎,大澤真幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/10/19メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る英文のタイトルは Sociology of Japanese History だそうだ。 つまり日本史の社会学ということか。 通…

NHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」を見た。 若い人と組んでCGを使って12分の毛虫のアニメを作るのを2年間追った ドキュメントである。 ああ、いつもの宮崎駿だなぁ、と思っていると、途中でドワンゴの川上 なんとかという人が出てきて、気持ちの悪い動き…

私のテレビは2002年か03年ごろに買ったアナログテレビで、HDDレコーダーの 地デジチューナーを通して視聴している。 単なるモニターだが、ここ数年ばかりブラウン管がヘタったようで、暗い場面に なると真っ暗で何も分からなくなる。 明るい場面は普通に明る…

本当に偉いのか あまのじゃく偉人伝

本当に偉いのか あまのじゃく偉人伝 (新潮新書)作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/10/14メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る久しぶりに猫猫先生らしい新書で、面白かった。 本当は一人ひとりもっと言えることはあるのだろうけ…

軍師二人

新装版 軍師二人 (講談社文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/03/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 22回この商品を含むブログ (27件) を見る司馬遼太郎の初期短編集である。 今はなき坊っちゃん書房の閉店する日に買った文庫本で…

電通の過労死事件で、私が最も納得いく話を書いている人をツイッターで見つけたので 貼っておきます。 http://monthly-shota.hatenablog.com/entry/2016/10/20/214026 筒井康隆の小説に「士農工商代理店」という言葉が出てきて、さすがに今は誰も使って いな…

HDDレコーダーが不具合を起こして、BS「響けユーフォニアム」→フジ「舟を編む」→ BS「終末のイゼッタ」が録画できず。_| ̄|○ 一応オンタイムで視聴はできたのだが、きちんと残してDVDに焼きたかった・゜・(ノД`)・゜・。 もう8年ぐらい使っているから寿命な…

バベル九朔

バベル九朔作者: 万城目学出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2016/03/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見るうーむ……あまり面白くなかった……。 この小説は、村上春樹における「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の よ…

リア家の人々

リア家の人々 (新潮文庫)作者: 橋本治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/12/24メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見るシェークスピアのリア王をベースにした小説だそうだが、リア王は大昔に一度 目を通したぐらいなので…

読売新聞で連載していた池井戸潤の小説「花咲舞が黙ってない」が終わった。 私は池井戸潤の小説をきちんと読んだのはこれが初めてだ。 (同じく新聞に掲載された「下町ロケット」を読んだぐらい) だが、杏が主演したテレビドラマは見ていた。 タイトルも、…

書き忘れたが、7-9月期の深夜アニメで個人的に好きだったのは ・ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン だった。 キャラデザは萌え系ではなく、妖精のデザインは今も気に入らないのだが、 主人公が自分の罪を償うために左手の小指を切り落とすというきつい展…

Rの法則

「Rの法則」というEテレの番組に新海誠監督が出演していた。しかも生放送である。 忙しくて大変なのではなかろうか。 しかもその番組は、イケてる10代の子たちがひな壇に座ってトークをする、という スタイルで、スクールカーストの最上位にいるであろう女子…