2021-01-01から1年間の記事一覧

*[映画]フラ・フラダンス

平日のサービスデーのレイトショーで観客は私ひとり。 なんと贅沢な。 福島のハワイアンリゾートを舞台にした正統派の青春もので 面白かったのだが、大ヒットには至らなかったようだ。 ぬいぐるみが喋るという設定が途中で封印されていて、 最後に正体が明か…

*[映画]アイの歌声を聴かせて

平日のレイトショーで観客は10人ぐらい。 ヨイショ記事があったので貼っておこう。 www.excite.co.jpこの記事でも触れられていたが、土屋太鳳の歌がとにかく よかった。ミュージカルとは知らなかったのでちょっと 驚きました。 一点、気になるところを言えば…

仕事をしていない私が言うのも何だが、世の中どうしてこんなに 働かなければならんのだろう? 便利な道具が発明されたのに、高度成長期より働かされてない だろうか。 残業代を払うということは、労働基準法で定められた時間を 超えて働かせたことに対するペ…

*[本]みかづき

みかづき (集英社文庫)作者:森 絵都集英社Amazon何年か前にNHKで高橋一生主演でドラマ化されたのを見たが、 いまひとつピンとこなかった。 いまあらためて読んでみると、学習塾のクロニクルになっていて、 これは時系列どおりにきちんと映像化した方がいい作…

自民党の大物が落選するも安定多数を確保、維新が伸びるという 最悪の選挙結果になってしまった。 私が投票した選挙区も世襲の弁護士が当選したし、がっかりだ。 投票率も少しは上向いたものの50%台のようだし、政権交代が あった70%のときは何が有権者を…

NHKの朝ドラ「おかえりモネ」が終わった。 東日本大震災の被災者とその周りに一石を投じた作品だったと思う。 通常の半年間の話数があったら、さらに奥行きがあるドラマになった のではなかろうか。 脚本も俳優も演出も素晴らしかった。 私が一番印象に残っ…

ふと思い出したが、わしの若い頃には皇室に関して隙のある 発言をしたら右翼の街宣車が軍歌を大音量で流しながら 当事者の家や会社にやってきたものだった。 秋篠宮眞子さまの結婚についても、街宣車が女性週刊誌の 編集部があるビルを十重二十重に取り囲ん…

以前にも書いたが、財務省は21世紀になっても瀉血を信じている 医者のようなものである。 輸血が必要な患者に瀉血を強行しているのだ。 本人は医学的に正しいことをしていると信じているから、科学的に 間違っているのだと言っても耳に入らない。 私達は瀉血…

長い間ブログを放置していると、何を書いていいか分からなくなる。 ログなんだから日々の記録でいいはずで、変に色気を出して人に受け るようなものを書こうとするから、どうしようもなくなるのだ。 ただ、このブログは読者が数人もいないので、何を書いても…

*[映画]ガールズ&パンツァー最終章 第3話 4DX

平日の午後7時15分からの回で観客は8人ぐらい。 2500円の特別料金なので、ガルパンおじさんでないと 見に来ないだろう。 4DX版はいつもアトラクションのように楽しんでいる。 今回も満足できた。もっと激しく揺れてもよかった ぐらいだ。 第4話はいつになる…

*[映画]プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章

夜9時20分からの回で観客は10人足らず。 特典の色紙はプリンセスでした。 55分という尺なので、ダレ場は一切なく盛り上がって 終わった。 次回は王室の次男坊と内務卿が戦う話になるのだろうか。 ますますややこしいことになるので、人物相関図で人間 関係を…

先日なんとなく録画していた映画「ゼイリブ」を見た。 1988年の作品で、格差社会を扱ったものだった。 BS12の映画担当がこの時期にチョイスした意図を 汲まなければなるまい。 とはいえ、Wikipediaを見て知ったのだが、主役の男は プロレスラーだったのか。 …

*[映画]劇場版きんいろモザイク Thank you!!

月曜日のレイトショーで観客は3人。 特典のキャラクターボイスCDは陽子バージョンだった。 いや、わしはきんモザが好きでねぇ。 こうしてアニメが完結して、ああ終わったんだなぁ、と しみじみしておるのですよ。 映画としては、日常4コマが原作なので目まぐ…

*[映画]ソイレント・グリーン

ソイレント・グリーン 特別版 [DVD]チャールトン・ヘストンAmazon中学生のときだったか、理科の先生がなぜか雑談でこの映画の 話をしてくれた。オチまで喋っており、それがショッキングだった ので今になっても憶えていたのだが、実際に映画を見たのは今回が…

タリバンがアフガニスタンの首都を奪還した。 そのニュースに関連して、マンガ家の速水螺旋人が次のような ツイートをした。 反西欧近代のタリバンもスマホを使うし、反ブルジョワのソ連も音楽家は燕尾服着ていたし、鬼畜米英のわが帝国も洋服と靴を捨てなか…

*[本]ヒトコブラクダ層ぜっと

ヒトコブラクダ層ぜっと(上) (幻冬舎単行本)作者:万城目学幻冬舎Amazonヒトコブラクダ層ぜっと(下) (幻冬舎単行本)作者:万城目学幻冬舎Amazonどんな話かと聞かれると要約できないような壮大なストーリーで、 とにかく面白いから読んでみて、としか言えな…

*[映画]竜とそばかすの姫

平日のレイトショーで観客は15人ぐらい。 女性同士が多かった気がする。 面白かったけれど、情報が多すぎて一回見ただけでは整理できない。 母親の死を受け入れること、父親との和解、竜の正体、現実世界の 恋愛や人間関係などなど、複数の物語が並行して流…

*[本]街道をゆく33 奥州白河・会津のみち、赤坂散歩

街道をゆく 33 白河・会津のみち、赤坂散歩作者:司馬遼太郎朝日新聞出版Amazon福島県の白河関から郡山や会津若松への旅で、東北の意地のような ものを汲み取っている気がする。 私が面白かったのは赤坂散歩の方で、これは少しだけ土地勘がある から、どうい…

*[本]街道をゆく32 阿波紀行・紀ノ川流域

街道をゆく 32 阿波紀行、紀ノ川流域 (朝日文庫)作者:司馬 遼太郎朝日新聞出版Amazon徳島県について書かれているが、もう覚えていない。 何度か訪れているが、三好慶長とか蜂須賀家政の話に なると、なるほど、と思うだけである。 先日、愛媛朝日テレビで放…

*[本]街道をゆく31 愛蘭土紀行Ⅱ

街道をゆく 31 愛蘭土紀行II (朝日文庫)作者:司馬 遼太郎朝日新聞出版Amazonパート1の4分の3ぐらいまではアイルランドに赴く までの英国の旅が書かれていて、ようやくアイルランドに 入ったと思ったら終わる。 このパート2ではクルマでアイルランドを横断し…

*[本]街道をゆく30 愛蘭土紀行Ⅰ

街道をゆく 30 愛蘭土紀行I (朝日文庫)作者:司馬 遼太郎朝日新聞出版Amazonおそらく「街道をゆく」シリーズの最高傑作ではないかと 思われる。 海外編では、これまでモンゴル、中国、韓国、スペインを 旅しているが、なんというか文章のノリが違う。 ともか…

アニメ「かげきしょうじょ!」第1話を見た。 1話しか見てないのに感想を書くのは自分でも珍しいのだが、 名作の予感がする。 (でも作品の評価は全部見終わってから、がモットーだけど) 登場人物のひとりが身長178cmの女の子で、すごくいい キャラクター…

*[本]本と鍵の季節

本と鍵の季節 (集英社文庫)作者:米澤穂信集英社Amazon期待を裏切られることなく面白かった。 エラリー・クイーンが実際に高校生だったらこんな探偵に なるのかしら、と思わせる二人組だった。 最初に収録されている「913」の読後感が、内容はまったく 違…

死ぬ人数は条件によってどのくらい許容されるのか。 例えば交通事故だと昔は年間1万人ぐらいだったが、 現在は5000人前後である。これだけ人が亡くなって いるが、クルマを廃止せよという声は共有されない。 利便性の方が大きいからだ。 登下校時の小学生の…

アニメ「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」を見終えた。 原作のラノベは未読。 家出した少女を自宅に住まわせるという設定は、現実の社会問題と リンクしているので、作品のリアリティとの整合性が問われた。 私も、登場人物が誰一人、児童相談所に連絡…

*[本]街道をゆく29 秋田県散歩・飛騨紀行

街道をゆく 29 秋田県散歩、飛騨紀行 (朝日文庫) 作者:司馬 遼太郎 朝日新聞出版 Amazon これもずいぶん前に読んだので、もはやほとんど記憶にない。 私の読書は時間の無駄ということか。 改めてページをめくってみると、東北から出た偉人の話から 入ってい…

*[本]86 エイティシックス 1巻

86―エイティシックス― (電撃文庫)作者:安里 アサトKADOKAWAAmazon鳴り物入りで始まったアニメを見たのだが、今ひとつ面白くない。 たまたまブックオフで売っていたので第1巻だけ買ってみた。 「ふと、微かな慨嘆に揺らぐ」とか「茫洋と凍りついたようだっ…

これは勅命である、とみんなが言うことをきく最強のカードが 手に入ったら使いたくなるものでしょう。 つまり、本当に天皇を崇敬している人もいれば、単に自分の ために利用する人もいて、ネオリベは後者ということだ。 そうするとネオリベを保守とか右翼と…

そもそも東京オリンピックを誘致しようとしたのは、当時の 都知事だった石原慎太郎である。 こいつは尖閣諸島でも中国を怒らせて要らぬトラブルを招き、 我が国にとって損害しか与えていない政治家だ。 しかしその最悪の人物に嬉々として投票したのは当時の…

立花隆が亡くなっていたそうで、晩年の不遇が悲しい。 ご冥福をお祈りします。 もし立花隆を読んだことのない人に1冊薦めるなら 宇宙からの帰還-新版 (中公文庫) 作者:立花 隆 中央公論新社 Amazon これがいいと思います。 「田中角栄研究」でブレイクした人…