- 作者: 橋爪大三郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/06/18
- メディア: 新書
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「おどろきの中国」と被っている。
が、こちらのほうが分かりやすい。
というのも、前掲書はインテリ同士の会話だったのが、普通のビジネスマン
との対話になっているからである。
ただそこには罠もあって、どうも受講生の個性が見えにくいし、本当に
そんな発言をしたのかも疑われる。
最後の方は対話がほとんどなくなり、一方的に喋っているし。
それでも、橋爪大三郎が何度も何度も宗教関係の解説書を出しているのは、
日本人に宗教の基礎的な知識を身につけてほしいと願っているからだろう。
文系のインテリからみたら、これほど宗教の知識が欠如している集団も
珍しいのではないだろうか。
その文系のインテリも、だんだん劣化しているから、叩かれるような
官僚が出てくるのかもしれない。