げんきな日本論

英文のタイトルは Sociology of Japanese History だそうだ。
つまり日本史の社会学ということか。


通読してみて、なるほどと思わないでもなかったけれど、歴史学者から
みるとツッコミどころ満載なのではなかろうか。
学問的にここは間違っている、というのを指摘しておかないと、そのまま
世間に広まってしまいそうな気がする。



学生のころ加藤秀俊の本をいくつか読んで、社会学はなんか格好いいな、
と思っていた。
なので、社会学者と名乗る人も、わりと好意的に見ていたのだが、どうも
このところ馬脚を現しているようで、果たしてまともな学問なのか、と
疑ってしまう。


特にここ最近の社会学者と名乗る人は、俺は頭がいいぞ、とマウントを
とるだけになってないだろうか。
そういうのはメディアに出ている人だけで、地道に研究している人も
いると信じたいのだが。