
- 作者: 橋爪大三郎,大澤真幸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 新書
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つまり日本史の社会学ということか。
通読してみて、なるほどと思わないでもなかったけれど、歴史学者から
みるとツッコミどころ満載なのではなかろうか。
学問的にここは間違っている、というのを指摘しておかないと、そのまま
世間に広まってしまいそうな気がする。
↓
学生のころ加藤秀俊の本をいくつか読んで、社会学はなんか格好いいな、
と思っていた。
なので、社会学者と名乗る人も、わりと好意的に見ていたのだが、どうも
このところ馬脚を現しているようで、果たしてまともな学問なのか、と
疑ってしまう。
特にここ最近の社会学者と名乗る人は、俺は頭がいいぞ、とマウントを
とるだけになってないだろうか。
そういうのはメディアに出ている人だけで、地道に研究している人も
いると信じたいのだが。