*[映画]フラ・フラダンス

平日のサービスデーのレイトショーで観客は私ひとり。
なんと贅沢な。


福島のハワイアンリゾートを舞台にした正統派の青春もので
面白かったのだが、大ヒットには至らなかったようだ。



ぬいぐるみが喋るという設定が途中で封印されていて、
最後に正体が明かされる。
主人公が最初からぬいぐるみの正体を分かっていて、
一緒に研修生活を乗り切る、みたいな方向の話でも
よかったような気がする。
ただ、それだと仲間との関係が希薄になってしまいそう
なのでやめたんだろうけど、なんかもったいなかった。



この作品で、フラダンスの全国大会があることを知った。
そんなに普及しているとは思わなかった。
社交ダンスとかフラメンコとか、日本人はどうしてこんなに
外国の踊りが好きなのだろうか。
他の国でも同じように普及しているものなのか、ちょっと
知りたい。
(だって日本舞踊が外国でそれほど普及しているとも
思えないし、ましてショーに取り入れられている国も
ないだろう)


踊りと同様に料理もそうで、これほど多様な外国がルーツの
料理を楽しむ国も珍しいのではなかろうか。



あと、ハワイアンリゾートではちゃんと正社員採用して
ダンサーを育てていることも分かった。素晴らしい。
でも引退したダンサーは実際どうしているのだろう。
みんなが結婚して退職するわけではないと思うが。


どうでもいいことだが、男性のファイアーダンサーたちの
雇用とか育成もどうなっているのかちょっと知りたかった。