去年の春ぐらいから、アンテナがどうかしたのか、私の部屋のテレビだけフジテレビ系列のテレビ愛媛が受信しにくくなった。

雨が降ったりしたらほぼ映らない。

困ったのはノイタミナのアニメが見られなくなったぐらいだろうか。

競馬中継はBSフジで見られるし、G1レースはNHKでもやってくれる。

 

 

つまり、私個人としては、長時間記者会見をしようが、日枝久が生きている限り企業体質は変わらないのでフジテレビは潰れてほしいのだが、それとは別にちょっと考えたことがある。

 

 

今回の問題は、フジテレビの女性アナウンサーが意に反して芸能人に提供されたことにある。おそらく昔からやっていただろうし、被害者も加害者も仲介した社員も大勢いるのだろう。第三者委員とて、全貌を明らかにはできまい。

 

 

加害者がなぜプロの娼婦を呼ばないのかといえば、面白くないからである。

みんなの憧れの女性アナウンサーを無理やり従わせることに自らの権力を

実感し全能感を得られるからだ。

ということは、相手が嫌がれば嫌がるほど興奮するわけである。

 

 

 

 

ここで確認しておきたいのは、女性は好きな相手としかセックスしたく

ないのか、ということだ。

結婚した相手や付き合っている人だけに身体を許す、という女性は

どのくらいいるのだろうか? 

 

性交渉の相手を特定の人に限定するのは、妊娠や性病感染のリスクを

最小限にするためだろう。

あるいはキリスト教的なモラルが浸透した結果かもしれない。

 

 

一方で、俗にヤリマンと言われるような、多くの人とセックスすることに

抵抗がない女性もいる。恋愛感情もなく、ただしてみたいから

気に入った人とする、という女性もいるだろう。

 

 

私が知りたいのは、貞淑とヤリマンの間のグレーゾーンの分布である。

生活のための売春のような悲しい場合は除外して、いわゆるフリーセックスを

実行している人はどのくらいいるのだろうか、ということだ。

 

 

 

 

フジテレビが存続するならば、企業体質は変わらないだろうから、これから

女性アナウンサーを採用するときは、セックスに抵抗のない人を選ぶべき

だろう。「イケメンとやれるの? ラッキー」ぐらいに思う人をアナウンサーに

して、視聴率のためにどんどん芸能人に提供すべきである。

いや、提供というとコンプライアンス上ダメだから、自由恋愛と称すべきか。

 

 

たまたま同じ部屋に芸能人と女性アナウンサーがいて、そのとき二人は急に

恋愛感情を抱き性交し、部屋を出るときはもう別れている。

ソープランドと同じ理屈である。

 

 

これだと抵抗する女性を征服する欲望は満たされないが、そこは女性アナウンサーも

そういうプレイだな割り切って、と抵抗するふりをすればよろしい。

加害者も被害者もいない世界の出来上がりだ。何しろ大人同士の恋愛なのだから。

 

 

これなら「私の身体は私のものだ」というフェミニズムにも合致しよう。

たくさんのイケメンとセックスを楽しみたい、という女性の自由を尊重すべき

でしょうから。

 

 

フジテレビの女性アナウンサーをロールモデルとして、気に入った相手と

どんどんセックスする女性が増えれば、結婚という制度に縛られた社会は

新しく進化するだろう。

もっともそれは美男美女だけが楽しむ世の中になりそうなのだが。