BSテレ東で放送された「絶メシロード」を見終えた。
金曜日の夜にホンダのフリードに乗って遠出をして、車中泊をして
何か食べて土曜日に帰るのを趣味にしているオッサンのドラマだ。
その食べるところが、もしかしたらもうすぐ店をたたむかもしれない
ような食堂で、二度と食べられないかも、と思いつつ平らげてしまう。
たぶん旅情込みの味なんだろうけど、毎回切ない。
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このドラマが企画されたきっかけは何だろうか?
長年営んできた食堂が、後継者がいないので閉店してしまうことが
増えているのだろうか。
高度成長期に創業して、そろそろ限界というところも多いと思うが、
家族だけでやってきたので、身内が誰も継がなければ閉店という
パターンもけっこうあるだろう。
子供が多ければ誰かが継ぐかもしれないが、少子化でそれも難しく、
せっかくのレシピやノウハウが断絶するのはいかにももったいない。
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以前に写真を載せた「太養軒」という店は、先代が体力の限界を
感じていったん店を閉めたのだが、あの味を守りたいという若者が
名乗り出て店を継いでいる。
そういう例もあるから、例えば金融機関が仲介して誰か後継者を
探して店を継続させるビジネスもあると思う。実際、そうしている
ところもあるようだし。
できれば昭和の味を残していってもらいたいものだ。
多少、味が落ちてもいいから。