さいたま市教育委員会が医療関係者への感謝をあらわすために

生徒児童10万人に拍手をさせたそうだ。

 

医療関係者に感謝を伝えることは誰が見ても正しいことだし、

拍手をするのは英国で流行っていることを真似たのだろう。

しかし強制はよくない。

 

おそらく官邸や文科省は、そんなことをやってくれなどと

一言も伝えてないだろう。

なぜか非常時には過剰に権力にしっぽを振る人が現れて、

下の者に威張り散らす。

 

もしかしたら、さいたま市教委の頭には戦時中の宮城遥拝の

イメージがあったのだろうか。

時刻を指定していっせいに拍手をさせる、というのがそれっぽい。

 

ファシズムが日常へ侵食している過程を見ている気がする。