深夜アニメ感想。

デスマーチからはじる異世界狂想曲】
なんか旅の途中で終わってしまったが、2期はあるのだろうか。
無敵の主人公がハーレムを作る、という作品がたくさんあるのだが、
もし若者にも十分な給料が出ていてリストラになる不安もなければ、
こういうジャンルはヒットしたのかどうか。


たしかネットで山本弘が言っていたと思うが、異世界に行って最強の
人間になって可愛い女の子たちとウハウハ、という物語の原型は、
米国のパルプマガジンであろう。
それのパロディをフレドリック・ブラウンが「発狂した宇宙」という
作品で書いている。

発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))

発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))

これは1949年の作品だそうだ。なぜ日本では2010年代になって同じ
ような作品が流行しだしたのか、不思議だ。


3月のライオン
二期目が終わってしみじみ思うのは、声優の花澤香菜の代表作が
またひとつ生まれた、ということだ。
いじめと闘う話は誰もが涙したと思う。


今期は「宇宙よりも遠い場所」もあったし、彼女はアイドル声優
時代を経て第二(?)の黄金期を迎えていると思う。


博多豚骨ラーメンズ
福岡を舞台にした殺し屋の話で、うまくエンターテインメント作品に
仕上がっていたと思う。
よくこれを福岡フィルムコミッションが許可したものだ。懐が深い。