アイドルマスター シンデレラガールズには、ロシア人と日本人の間に生まれた
アナスタシアというキャラクターがいる。
ラブライブには、祖母がロシア人である絢瀬絵里というキャラクターがいる。
こういう、日本の女の子がたくさん登場する作品に、ロシア系枠があるのは
なぜなのだろう?
日本のオタクには、ロシア=美少女という幻想があるのではないか。
しかし、大ヒットしたインフィニット・ストラトスは、各国から代表が選出
されるという設定なのに、ロシア人は登場していない。
作者の好みといえばそれまでだが、もしかしたらドイツ人キャラが登場したら、
ロシア人とかぶるからどちらかにしておく、ということなのかもしれない。
クールだが天然ボケでもあり、ときどき鋭いツッコミを入れるという役どころ
だろうか。
いやいや、ストライクウィッチーズにはドイツ人もロシア人も出てきたでは
ないか(厳密には国名が違うのだが)、という声もあろう。
ああいうミリタリーものの場合は、ドイツもロシアも出さざるを得ないだろう。
ガールズ&パンツァーもそうだし。
ともあれ、日本のオタクが何となくイメージしている国別美少女ランキングでは、
今のところロシアがかなり上位にきているのだけは間違いなかろう。
冷戦が終わって25年ぐらいだから、その間にロシア人のイメージが大きく変化
したのかもしれない。
その割には、クールなキャラというのはほぼ変わらないから、イメージは変わって
いないのかもしれない。
古くはサクラ大戦でもロシア人が登場していたが、あれがロシア系キャラを
決定づけたのだろうか。
誰か研究してまとめてくれないだろうか。