私はアマゾンのレビューをほとんど見てない。
家電を選ぶときにちょっと参考にするぐらいで、本や映画については
全く信用できないと思っている。
ふとしたきっかけで、アニメのレビューに星1つばかりつけている人が
いる、というのを見て、ちょっと覗いてみた。
200近くのレビューのうち、9割が星1つで、批判にもならないような、
個人の好みを垂れ流していた。
この人は批評と悪口を混同している。
こういうことを続けて、誰が幸せになるのだろうか。
私はこれが嫌いです、というのを100個見せられるよりも、私はこれが
好きです、というのを100個見せた方がいいと思うのだが。
だって、本人にとってつまらないものを、仕事でもないのに200も見続け
るのに何の意味があるのだろう?
そんなことはやめて、自分の好きなものを見て、そのレビューを書けば
いいのに。
それとも、これだけ作品を見ているのに、どういうものが好きか、見当も
つかないのだろうか。
だとしたら、批評する以前の問題ではないかと私は思う。
良いレビュアーは、作品の目利きであるべきだろう。
あまり知られていないけれども面白い作品を選ぶ人こそ信用されるのでは
なかろうか。