NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」が苦戦している。
私も我慢して見ているのだが、話がなかなか進まない。
というのも、主人公の杉文は幕末期の運動に直接関わっておらず、
松下村塾に集う若者に、おにぎりやおまんじゅうを出しているだけ
だからだ。
これは企画そのものが間違っていたのでは? と思う。
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もうひとつ、根本的な疑問がある。
吉田松陰を演じている伊勢谷友介である。
なぜ彼はつまらない作品ばかり選んでいるのだろうか。
いや、つまらないというのは私の主観だし、彼が出演した映画には
面白いものもある。
が、伊勢谷友介が主演の作品で何か心に残るものはあっただろうか。
別に見てはいられないほど演技が下手だとは思わないし、役の選び方も
大きく外れてはいない。
だが、映画やドラマは不思議と面白くないのである。
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伊勢谷友介の出演作品を眺めてみると、マンガを映画化したものが
多いことに気がつく。
最近の日本映画では、そういう企画が多いのだから、比率でいえば
当たり前なのかもしれない。
しかし、マンガやアニメを実写にしてきちんと面白いものにできる人は
かなり少ない。
おそらく、テレビ局主導で製作される映画には、まともな人があまり
いないのではないか。
そして、その狭い世界では、伊勢谷友介はオファーしやすい俳優なの
だろう。
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