Boaz2015-06-17

アニメ「響け!ユーフォニアム」11話を見た。
初回から漠然と思ってはいたが、再オーディション前の緊張をほぐす場面で、
紛れも無い名作になってしまった。
アニメという括りではなく、普通の映像作品として面白いので、偏見を捨てて
見てほしい。



「あの花」が実写ドラマ化されるそうで、キャスティングの写真を見ると、
そんなに悪くはないのではないか、と思った。
とはいえ、かなり不安ではある。


これまで名作マンガが実写映画になって大失敗しているけれど、投資した
金額は回収できているのだろうか。


あらゆる映画が黒字になるわけではないが、それにしても打率が悪すぎや
しないか。


なぜ失敗する可能性が高いものにお金をつぎ込むのかが分からない。



たぶん、企画に決定権を持っている人に対してプレゼンしやすい素材が
昔の名作マンガなのだろう。
それはそれでいいのだが、能力のないフィルムメーカーが、せっかくの
素材を焦げ付かせてお客に出しているのはどういうことか。


アニメやマンガのヒットを担保に映画を作って、その原作に泥を塗るのは
もうやめてほしいのだが。


実写もオリジナル作品で勝負してほしいけれど、たぶん企画ではねられる
だろうし、そもそもオリジナルを作れる人がいないのかもしれない。


映画は数億円の投資がパーになるリスクが高い商売だが、いつまでも球を
置きにいくだけではヒットは生まれないだろう。
音楽業界と同じく、衰退していく未来しか見えない。