愛媛県美術館で開催している「エヴァンゲリオンと日本刀展」に行ってきた。
見ましたよ、ロンギヌスの槍。
ダマスカス鋼の表面のウネウネがきれいだった。
日本刀の作り方をきちんと見たことがなかったのだが、15分ぐらいのビデオが
あって、こんなに手間をかけて何度も溶かしては叩いていたのか、と驚いた。
会場には実際に手で持つことができる日本刀も置いてあって、予想通り
重かった。1kgだそうだが、こんなものをぶんぶん振り回せる人は、よほど
膂力があったに違いない。
他に、エヴァンゲリオンのキャラクターをイメージした刀や、設定上の
武器を本当に作っており、オタク的には非常に面白かった。
スポンサーがどこの誰だか知らないが、お金の使い方を知っている人だ。
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余談だが、実際に鞘を作る鞘師が現代にもいて、見事なものができていた。
モーニング娘。ファンなら、鞘師といえば9期メンバーなのだが、苗字が
鞘師の人はプロ野球選手やアイドルになっていて、日本刀の鞘を作って
いる人の苗字は森さんという、なんだかややこしい話である。
こういう伝統工芸と若者を出会わせるのに、アニメとのコラボレーションは
有効だと思うので、スポンサーの人はもっと企画してほしい。
ただ、関連グッズはもう少し値下げしてくれないと、田舎では売れないと
思う。