- 発売日: 2014/07/09
- メディア: Blu-ray
割り引くものの、日本の特撮愛に溢れた作品だった。
寿司が大好きな米国人がカリフォルニアロールを作ったようなものか。
決定的な違いは、巨大ロボットには絶対に大人が乗ることだ。
日本だと少年少女がパイロットになるのだが、米国人の感覚ではそれは
許されないことなのだろう。
兵器は大人が運用する、という譲れない一線があるようだ。
(だからこそ最終的な自己犠牲が尊重されるのだろう)
つまり、少年少女が巨大な力を持つことに納得できないのが米国なのだ。
例外はスパイダーマンぐらいだろうか。彼も少年というよりは青年だが。
すると、一般的な米国人にとって「エヴァンゲリオン」はどう見えるの
だろうか?
未成熟なものを愛することは文化的な禁忌だろうから、かなり違和感が
あるのかもしれない。