綾瀬はるか主演のドラマ「きょうは会社休みます。」を見た。
これほどデリカシーが無い人がたくさん出演するドラマは珍しい
のではないか。
あの会社は集団で綾瀬はるかにセクハラしているようなものだが、
誰も疑問に思わないのが怖い。
原作から推測すると、想定する読者層は主人公と同じような非モテの
女性のようである。
そこに、年下のイケメン大学生とかイケメン実業家が現れて、ぐいぐい
リードして恋愛する、ほぼラノベのハーレムものと同じフォーマットだ。
要するに、非モテは自分から動くことができず、ファンタジーの世界で
イケメンや美少女に好かれるの好むのである。
なので、劇中で仲里依紗が「戦場に出もしないで理想の相手が現れない
とかいう奴は大嫌い」と言うセリフには冷水を浴びせられたのではない
だろうか。
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いちおう綾瀬はるかが出ているから見るけれども、どうもつまらなそうな
ドラマである。
あれは主人公が美人だから成り立つのであって、そうでなければ残酷な話
である。
もし小津安二郎が生きていたら、綾瀬はるかを使ってもっと上品で大人な
話を作るだろう。
いまのドラマは、堀北真希といい綾瀬はるかといい、女優の無駄遣いが
多すぎる。
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ここからどうでもいい話になるが、周りから付き合っている人はいるのか
とか、結婚しないのかとか言われてウザい人は、いっそ偽装結婚したらどう
だろうか。
書類上だけ婚姻届を出して、あとは何も変わらない状態で生活するのである。
たぶん税金の控除とか、いろいろ問題になることはあるのだろうが、日本人
どうしでただ婚姻届を出しただけなら、犯罪にはならないのではないか。
あるいは、婚姻届を出してから半年か1年後ぐらいに離婚するのである。
もちろん、結婚生活の実態はないままで、だ。
そうすると書類上はバツイチということになり、もう結婚はコリゴリ、と
言い訳ができる。
もっとも、こういうことは相手が信用できるという前提があるわけで、
ネットでブローカーが募集しても怖くて応募できないだろう。
知らない間に借金まみれにされていたり、殺されたりしかねないわけだから。
あ、でも同性愛の人たちは、パートナーを交換して婚姻届を出している
かもしれないのか。
さすがにそこまでやる人は多くないとは思うが。