NHKのドラマ「太陽の罠」を見終わった。
録画してきちんと見たわけではないので、ところどころ飛ばして
いる部分はあったのだが、それでも面白かった。
大手家電メーカーのエンジニアが、特許マフィアに狙われて破滅
しそうになる、という物語である。
特許マフィア(パテント・トロール)なんて、このドラマで初めて
知った。
一番エグい部分は、エンジニアと結婚した女が、実は特許マフィアの
手先だったところだ。
エンジニアが自宅に持ち帰ったノートパソコンから極秘資料を盗む
ために、2年間も騙し続けていたのである。
そのことが明るみになったときに、妻だと思っていた女は「あなたの
ことを愛していたことなどなかった」と告げて出て行く。
そして特許マフィアは「どうして君に目をつけたと思う? モテなさ
そうだったからw」と侮辱する。
この東大出のエンジニアをAAAの西島隆弘が好演していた。
本当はイケメンなのに、ちゃんとモテなさそうなスタイルにしており、
しばらくはこういう路線でいったらいいと思った。
エンタテインメント作品なので、最後はちゃんと主人公が勝って、
悪者は罰を受ける。が、あまりスッキリはしない終わり方だった。
再放送があったらぜひ見ていただきたい。