Boaz2014-06-14

二ノ宮知子の「87 CLOCKERS」というマンガの5巻を買った。
正直、それほど面白くないのだが、なんとなく惰性で買っている。


が、そのマンガの中に挟まれていた小さいパンフレットに、同じ
二ノ宮知子の「おにぎり通信」という子育てマンガの試し読み版が
あって面白かった。


男の子二人を育てる苦労を、笑いに交えて描いているようなのだが、
こんなに大変な日常なのか、と正直びっくりした。
うちの母親も苦労したのだろうなぁ、と申し訳なくなる。


で、その試し読み版に、乳幼児を連れて外出するときの話がある。
0歳児を連れて行くときは、哺乳瓶や紙おむつの他にも、バッグが
パンパンになるほど荷物が必要になる、とある。


それが、自分で歩けるようになるほど育つと、持っていく荷物が
激減するらしい。それで子供の成長を感じる、という話だった。



私は子育てをしないまま死ぬので、このような苦労は体験できないが、
もし子育てすることになったとしても、まったく戦力にならないと思う。


しかし、そんなに外出するものだろうか、という疑問もある。
いや、そりゃするんでしょうけど、外食とかは子供が小さいうちは我慢
した方がいいのでは、と。
(こういう考えは物議を醸すとは思うが)


もし、爺ちゃん婆ちゃんが孫の面倒を見てくれる環境だったら、苦労も
減るだろう。誰にも頼れない子育ては、お母さんがパンクしてしまうと
思う。みんなどうしているんだろう? 


大都市ほどお母さんどうしの互助組織が必要だろうけど、あんまりうまく
回っていないような気もする。私が知らないだけで、かなり便利になって
いるのかもしれないが。



子育てを経てきた人と、そうでない人が老人介護をやった場合、やはり
経験の差が出るものだろうか。
私の両親を介護することになったら、些細な事でイライラするだろう。
そういうストレスの対処法が、子育てをした人ほどうまいような気もする。