Boaz2014-03-11

12年ぐらい前、フジグランという松山にあるショッピングモール的な
ところにあるイタリア料理店で、タリアテッレというパスタを食って
いた。太い麺で旨かった。あ、もちろん独りで。


午後7時半ぐらいだっただろうか。
いきなり店内が真っ暗になった。


ぎょっとして身構えていたら、厨房の方から花火のようなロウソクが
立ったケーキが運ばれて、若い女性たちのテーブルに置かれた。
そして店員たちがハッピーバースデーの歌を唄いだした。
店員「よろしければ、皆様もご一緒に♪」
俺「……」
最後はクラッカーが鳴らされ、店内は再び明るくなった。


サプライズを受けた若い女性はとても喜んでいた。
それはそれでいいのだが、他の客はどうだったんだろう? 


サプライズって、驚き→喜びがワンセットになっているべきではないか。
誕生日だった若い女性は、まさにそうだった。
では、巻き添えを食らった私は? 驚き→「……」なのだが。
どうせなら、割引券とか食後のドリンク無料が欲しかったです。



私は昭和のオッサンなので、これまでサプライズパーティー的なことを
されたことがない。
米国から輸入された習慣だろうが、いつごろからポピュラーになったのか。
日本の映画とかドラマで、初めてサプライズパーティーが登場したのは
いつだったのだろう。


以前、クレープを食べたことのある人はリア充、という話をしたことが
あったが、サプライズされたことのある人は、一段階上のリア充だろう。


明日、誕生日です。
東日本大震災の翌日でなんかすいません。