半世紀近く生きてきて、自分とクリスマスがどうにもしっくりこないものだと
諦めざるを得ない。


若いころはクリスマスソングを聴いていいなと思い、友達と酒を飲んだりした
ものだったが、恋人と過ごしたとかそういう甘い出来事は全くなかった。


中年に足を踏み入れたころからは、自らクリスマス的なことには近づかず、
楽しい思い出もなく今に至る。
これでクリスマスを好きになれと言われても無理である。


クリスマスとは楽しい思い出の連鎖である。
幼少期からクリスマスプレゼントを楽しみにして、二十代には甘いひとときを
過ごし、親になってからは子供に贈り物をする、というリア充ライフの連続が
なければ、クリスマスの行事は絶滅していただろう。


社会が分断されていくと、クリスマスがどうでもよくなる人は増える。
そのうち、無理やりクリスマス消費を煽ることもなくなってくるのでは
ないかと期待している。



アニメ「干物妹!うまるちゃんR」を見終わった。
金剛ひかりという新しいキャラクターが登場して、びっくりしたときに
二重丸みたいな目になるのが可愛かった。


レギュラーの妹4人組が楽しそうにしているのを見るだけで、気持ちが
ほっこりする良作だ。
ぜひ3期も期待している。
(それにしても、なぜ海老名ちゃんの兄が静岡にいることを早く伝えて
あげなかったのだろうか……)


エンディング曲はヒゲドライバーの名曲だった。「少女終末旅行」や
シンデレラガールズ劇場」のエンディング曲もヒゲドライバーで、
どれも優れていたと思う。



アニメ「血界戦線&ビヨンド」を見終わった。
個人的にはこの二期の方が分かりやすくて面白かった。



アニメ「王様ゲーム」を見終わった
とても大人の鑑賞に耐えるものではなかった。最後まで見届けた自分の
忍耐力を褒めたい。


これは中学生が書いて教室で回し読みしてウケるレベルの作品であり、
昔だったら教室から出ることなく終わっていたと思う。


それを拾い上げてメディアミックス展開したのは、全国の中学生を
相手にしたビジネスが成り立つからだろう。


そして、理不尽な暴力を強いられている、という共感覚がなければ、
中学生たちにヒットしなかったと思う。
あるいは、この作品が好きな人というのは、翻弄されるキャラクター
ではなく、ゲームを操る側に感情移入するいじめっ子なのかもしれない。