Boaz2013-10-30

日経ビジネスオンラインに「『世界遺産』登録でも絶滅寸前の和食」
という記事が載っていた。
内容はそれほどのものではなく、タイトルほど刺激的ではないが、
日本スポーツ振興センターが2010年に実施した「児童生徒の食生活
実態調査」”の「好きな料理」「嫌いな料理」のグラフが面白かった。


ちなみに「好きな料理」(3つ以内回答)上位10位は
1位 寿司(26.0%)
2位 カレーライス(20.5%)
3位 デザート(15.5%)
4位 オムライス(14.8%)
5位 ラーメン(13.9%)
6位 ハンバーガー(11.5%)
7位 ピザ(11.4%)
8位 ステーキ(10.6%)
9位 パスタ料理(9.1%)
10位 さしみ(8.7%)


「嫌いな料理」上位10位は
1位 レバー料理(32.8%)
2位 うなぎ(13.7%)
3位 つけもの(11.5%)
4位 焼き魚(11.5%)
5位 煮魚(11.4%)
6位 サラダ(11.1%)
7位 あえもの(11.0%)
8位 酢豚(10.2%)
9位 さしみ(8.7%)
10位 野菜炒め(7.6%)


だった。


「好きな料理」は、まあこんなものかな、という感じがする。
寿司はおそらく回転寿司のメニューだろうから、サーモンとか
そういうやつだろう。
焼き肉が12位、ハンバーグが14位とランク外だったのはちょっと
意外だった。


「嫌いな料理」はダントツでレバー料理だった。
これはしょうがない、大人の味である。給食で出るとブーイングが
起きるだろう。
2位のうなぎが分からない。香ばしいタレの匂いはたいてい好まれる
と思ったのだが。
3位のつけものも、本当に旨いのを食べたことがないからではないか。


7位のあえものとは何のことだろう? ほうれん草のごまあえとか
そういうやつだろうか? やはり給食メニューから嫌いになったの
ではないかと推測する。
8位酢豚……。これだけ嫌われる中華料理も珍しい。パイナップルが
原因か? 



子供の嫌いな食べ物の原因を作っているのは、もしかしたら給食では
ないか、と勝手に想像してしまう。


でも、最近の給食はずいぶん良くなったという話も聞く。
というか、日本の給食の水準は世界でもトップレベルのはずだ。


こうやって食べ物の好き嫌いが言えるだけ幸せということか。