もちの消費量

アメトーーク!」の“もち芸人”の中で、餅の消費量の全国一は
新潟県、という話題があった。都道府県別ではそうなのだろう。


私が入手した総務省家計調査の、都道府県庁所在地および政令指定
都市別の平成21年から23年の平均の資料では、さいたま市がトップ
だった。
上位10都市は以下のとおり。

順位 都市名 数量(g)
1 さいたま市 3,613
2 金沢市 3,606
3 富山市 3,467
4 福井市 3,386
5 新潟市 3,317
6 川崎市 3,270
7 岐阜市 3,210
8 水戸市 3,100
9 千葉市 3,010
10 東京都区部 2,994


全国平均は2486g だった。
なんでさいたま市がこんなに餅を消費しているのか。
せんべいの生産が盛んなのと関係あるのかもしれない。
あとは米どころが多い。納得の順位である。
下位10都市は以下のとおり。

順位 都市名 数量(g)
42 秋田市 1,831
43 高知市 1,786
44 鹿児島市 1,708
45 岡山市 1,699
46 那覇市 1,676
47 松山市 1,674
48 青森市 1,638
49 高松市 1,600
50 大分市 1,446
51 宮崎市 1,353


四国どうした? 徳島(24位)以外みんな入っているではないか。
そんなに餅を食べなかったっけ。
あと、大分市宮崎市が群を抜いて少ない。理由は分からない。


餅は、正月に食べるほかにも、ぜんざいなどの甘味として消費され
るけれど、そういう店が多いと消費量に差があるのかもしれない。


ちなみに「たまこマーケット」の舞台になっている京都市の場合、
11位(2981g)と、もう少しでトップ10入りだった。
金額ベースでは8位と健闘している。和菓子の方が単価が高いから
だろうか。