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私はふだんスポーツ新聞を読まない人なのだが、部数はどのくらい
減っているのだろうとググってみたら、とあるサイト（◎）でグラフに
してあった。

それによると、1997年の650万部から、2011年には425万部と35％も
ダウンしていたことが分かった。激減である。

スポーツ新聞が得意とする、スポーツの結果の速報、ギャンブルの情報、
性風俗の情報は、ほぼ携帯サイトに移行しているためだと思われる。

それに、メディアとしての信頼性ももともと低かったので、ウェブサイト
の胡散臭さと一致する部分も多かったのだろう。

芸能ゴシップはどうなのだろうか。
いまだに芸能事務所とスポーツ新聞の共犯関係はメディアとして成立
しているのだろうか。そのあたりはよく分からない。

ただひとつ、スポーツ新聞の一面のデザインはひとつの様式美になって
いるので、あれがなくなるのは惜しい。

たぶん誰かが、どうでもいいこともスポーツ新聞の一面風にできるアプリ
を作っていると思うが、それが広まったらいよいよスポーツ新聞の寿命も
尽きるかなぁ、と思う。