Boaz2012-07-13

なんか今、ブラック企業大賞とかいうのをやっているらしい。
ワタミ」がぶっちぎりらしいが、こういうイメージがついた企業に
優秀な学生が応募するのだろうか? 
それでも応募してくるタフな学生でないと、生き残れないのかもしれ
ない。


いったい、そこまでして働かなければならないのは何故だろう? 
私は先日、ある蕎麦屋のチェーン店のサービスについて書いたが、
客の要求する水準がとんでもなく高くなったからだろうか。


飲食系企業の大手はブラック企業が多いようだが、逆にブラック企業
でない店というのは、どんな雰囲気なのか見てみたい。


過酷な労働条件のひとつは、拘束時間の長さだろう。
24時間営業のような店は、多くの場合そうだと思う。
ということは、開いている時間が短い飲食店は、ブラック企業である
確率が低い。


そのぶん、利益を出すためには料理の単価が高くなければならない。
そうすると、よほど旨くないとお客は来てくれないから、そこそこの
味だと潰れてしまう。


しかし、我々はいつでも開いていて安く旨い店をそれほど必要として
いるのか。普通の営業時間で、値段も納得できて味もそこそこ、とい
う店があってもよさそうなもので、実際、個人営業の店はこんな感じ
だろう。


従業員の心が荒むような会社に未来があるわけはない。
ワタミが反省することはないと思うが、ゆるい働き方でもやっていけ
るんだよ、という企業が現れたら、私としてはそちらを利用したいと
思う。


まあ、友だちがいないので普段から居酒屋など行かないんだけど。