近代とは
・基本的人権の尊重
・思想・言論の自由
などを目指すものだ。
保守とか革新といっても、これらの近代の条件の上に成り立つ
政治的な考え方の違いだと思っていた。
が、どうも安倍信者たちの言動を見ていると、
・安倍ちゃんとその仲間は何をしても起訴されない
・貧困層は努力不足の負け犬だから放置してもいい
・安倍政権を批判してはいけない
と、近代の条件から外れている。
つまり「右でも左でもない」というのは本当で、彼らは
前近代(プレモダン)な世の中を志向しているらしい。
さんざん、近代を乗り越えるためのポストモダンとか言って
いたけれど、どうやら近代社会は達成さえされず、前近代社会に
戻りつつあるようだ。
かといって技術は後戻りできないので、便利な生活のまま
政治体制だけを前近代化したいという欲望があるのだろう。
いわばスマホを持った明治時代みたいな。
そんな、なろう小説みたいな世界を本気で実現させようと
思っている人は、私から見れば十分気が狂っているのだが、
世間ではそうでもないらしい。
なぜ安倍信者が近代を嫌うのかは、また別の機会に考えたい。