アニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」を見ているが、

全く良さが分からない。ゲームをプレイしたら面白いかも

しれないが、アニメ化は成功しているとは言い難い。

 

違和感があったのは、主人公のキャラクターだ。

妙に女性に積極的なのだ。エロゲーの主人公だから当たり前

かもしれないが、最近の深夜アニメのキャラクターとしては

珍しい。

 

このゲームが発売されたのが1996年だそうだから、もう20年

以上前である。

その当時は、まだ「うる星やつら」の諸星あたる的なキャラ

クターが主流だったのだろうか。

 

 

そうすると、いつから男性オタク向けコンテンツの主人公は

ナンパ大好き系から難聴系に変化していったのか、という問いが

出てくる。

 

その理由についても気になる。

草食系という言葉が生まれたあたりで、オタク向けのキャラは

自分からアタックしなくなったのか、それとも別な原因がある

のか。

 

コンプライアンス的に、もう女性に襲いかかるような作品は

作ってはダメになったのか。

(それで思い出したが、そもそも女性に襲いかかるような

作品の元祖は永井豪のマンガではなかろうか)

 

 

まとめると、永井豪から発した積極的なキャラクターは

80年代ぐらいまでは普通だったが、90年代あたりから

そういうキャラクターはエロゲーに流れていき、少年誌や

ラノベでは消極的なキャラクターになっていった、という

ことだろうか。

 

詳しい検証をだれかやってほしいものだ。