NHKで放送されていたアニメ「ツルネ-風舞高校弓道部-」が

終わった。あまり評判にはならなかったようだが、優れた作品

だったと思う。

 

特にそういう素養のないオッサンが見ても面白かったのだから、

BLが好きな人にとってはたまらなかったのではなかろうか。

たぶん主人公が総受けという認識でよろしいのかな? 

 

同じく京アニの「Free!」を見ても感じたのだが、鉄板の

キャラクターのパターンというのがあるらしい。

 

天然、王子様キャラ、俺様キャラ、クールキャラなどを

配置すれば、それぞれの組み合わせでドラマができる。

 

これは芳文社のアニメ化された萌え四コマでも同じような

パターンがある。

 

そういえば藤子F先生の作品だって、ジャイアンスネ夫

しずかちゃん的なキャラクターは定番だった。

 

なぜそうだったかといえば、余計なキャラクター説明を

省略して、すぐに物語に入っていけるようにしたかった

からだ。

 

 

このようなキャラクターのパターンの類型を一瞬で把握

できるのがオタクで、そうでない人はうまく物語に乗れず、

つまんないと思ってしまうのではなかろうか。

 

その意味で、ジャイアンスネ夫・しずかちゃん的な

パターンを作って普通の人に浸透させたF先生の偉大さに

深く敬意を表するのである。