高校野球のピッチャーの球数制限で、新潟県が率先してルールを

決めたのに対して、高野連は及び腰だという。

ピッチャーを多く擁する高校が有利になって公平性を欠くからとか、

高校で完全燃焼させてあげたいからとか、ふざけたことを言っている

そうだ。

 

高校を卒業しても人生は続く。

野球だって、プロにならなくてもずっと楽しめる方がいいではないか。

なぜ人生のピークを高校時代に持ってこようとするのか。

 

 

女子高生をJKと呼んで特別扱いするのも、女性の人生で最も輝くのは

その年齢だからだ、という考えが背後にあると思う。

高校球児もそうだし、ちょっと異常なほど若さにこだわっていやしないか。

 

しかしアスリートや女優だって、年齢を重ねても活躍している人は

たくさんいる。

誰だって年をとるのだから、自分の未来に呪いをかけるようなことは

言うべきではないだろう。

 

 

高校野球で身体をを壊すなんて間違っている、という考え方は

もっと共有されるべきだ。

興行主の新聞社は困るだろうけど、高校生を搾取している事実は

認めてほしいと思う。