本日は私の誕生日なのだが、特に何があるということもなく、

淡々と死に向かって進んでいく感じがする。

 

アイドルのブログを見ていると、サプライズパーティー

あったり、午前0時ちょうどにおめでとうのメッセージを

送ったり、というのが当たり前に行われている。

 

 

前にも書いた気がするが、この午前0時ちょうどにメッセージを

送るという習慣はいつごろできたのだろうか? 

そもそも、これは女子だけの習慣なのか、若い男性もやりとり

しているのかも分からん。

 

問題を整理すると、午前0時ちょうどにメッセージを送るには、

個人用の携帯デバイスが普及する必要がある。

しかし、ポケベル時代にそんなことをやっていたのか。

ガラケー時代にメールを送っていたのか、というのも分からん。

 

スマホが普及してLINEでやりとりするようになってから

一般的になったのでは、とも思うが、携帯デバイスの普及率と

誕生日メッセージの関係は不明だ。

 

 

もうひとつ、午前0時ちょうどに送ることで、その人に対する

忠誠度が試される、という面もあるみたいだ。

この不気味な習慣はいつごろ形作られたのかも気になる。

スクールカーストが問題視されるのと同じ時期だったのでは

ないか、という仮説を提唱しておく。

 

厳密に言えば、午前0時は誕生日の最初であって、その人が

産声を上げた時刻ではなかろう。

もし本当に祝うのであれば、生まれた時刻ぴったりに送信

するのが正解なのではなかろうか。怖いけど。

 

 

この、変にパンクチュアルな習慣は日本だけなのかも知りたい。

私は大晦日から年越しをする瞬間をカウントダウンするのが

起源ではないかと疑っているのだが、諸外国でもそれはやって

いるし、案外いろんな国で午前0時ちょうどにメッセージを

送っているのかもしれない。

 

 

若いうちは、そうやって友達にたくさんメッセージを送って

おけばいいが、中年になるとそうもいかなくなるぞ、と

意地悪に締めくくっておく。

いや、中年になってもたくさんメッセージを送る人がいたら

それはすごく幸せなことなのだが。