Boaz2016-03-24

アニメ「僕だけがいない街」を最終回まで見た。


私の中では、今期のアニメでこれと「昭和元禄落語心中」が一二を争う出来だった。
両方ともマンガが原作で、私はどちらも未読なのだが、やはり元の作品の力があって、
それをきちんとアニメに仕上げているから感動したのだと思う。


僕だけがいない街」は小学生時代の主役を演じた土屋太鳳もよかったが、雛月加代を
演じた悠木碧の抑えた演技がすごかった。助演女優賞を取ってほしい。


ミステリーとしては、犯人はわりと早めに分かるようになっていたと思う。
とはいえ、それが終盤の緊張感を盛り上げていたので、欠点ではないだろう。


個人的には、80年代の北海道の小学生の生活を垣間見ることができたのが面白かった。
本当に「したっけ!」と挨拶しているのか、北海道の人に訊いてみたい。


そういえば、先日「水曜どうでしょうClassic」の、羽田から高知までカブで走るやつを
見ていたら、北海道の人は竹林や瓦屋根を見るとテンションが上がる、と言っていた。
自分たちの周りにはない景色だからだそうだ。


話がそれてしまった。
結論としては、悠木碧タイムリープ作品と相性が良い、ということだ。
ところで実写版は見てないのだが、どうなのだろうか。