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英国下院の選挙結果が出たとき、議員定数が650と知って、あれっと思った。
人口は日本の半分以下なのに、国会議員の数は多いではないか。

ググると、各国の人口と議員数の一覧表がすぐに見つかった。（ここ）
これによると、日本より国民一人あたりの議員数が少ないのは、先進国では米国
ぐらいだった。
（米国は州議会の権力が強いので、単純に比較はできない）

中国やロシアやインドは人口が多いわりに議員が少ない。
民意を反映させたくないお国柄だけに、そのように議員定数を決めているのかも
しれない。

というか、米国と比べて日本の議員定数は多い、と議員削減を言っているのは
誰なのだろう？　
だいたい米国と比べなくてもいいし、議員を減らして得をするのは既得権の
ある自民党と官僚だけではないのか。

民意を反映させるなら、供託金のハードルを下げて、議員定数を増やすべきだろう。
議員を増やすとそれだけ税金もかかるぞ、と反論する人もいると思うが、政党助成金を
削ればいいのではないか。

そもそも、欧州では議員定数を減らそう、という話は出ているのだろうか。
多様性をなくして、立法機関を思いのままにしたいのは誰か、メディアのみなさんは
ぜひ犯人探しをしてもらいたいです。