Boaz2014-09-26

2chのスレッドを見ていると、ときどきグロ画像を踏むことがある。
最近は怪しい画像のURLが分かるようになったので、めったに踏むことは
ないのだが、アニメ板などで油断していると、ウッとなるような人体を
見るはめになる。


こういう画像は、そもそもどこから出てくるのだろう? 


昔、高円寺の怪しい店で、死体画像ばかり集めた外国の雑誌が置いて
あるのを見たことがあるが、グロ画像愛好家は世界中のどこにでも
いるのだろう。
(ちなみにその店で「咀嚼」というタイトルのアダルトビデオを売って
いるのを見て、いったい何に興奮するのか、と不思議に思ったものだ)



グロ画像で精神的に傷つくのは、ふだん見慣れていないからだ。
医者や警察関係の人は、日常的にグロいものに接しているので、慣れて
しまっているだろう。
ひょっとしたら、そういう人が愛好家になるのかもしれない。


グロいものから隔離されているのは、現代の日本人だからだろう。
近世までは、そこら中に死体が転がっていたはずだから、精神的な
ダメージはあまりなかったと思う。


それでも、あまり好んで見たいものではなかったはずで、衛生面からも
死体はなるべく埋めていただろう。
人間は腐ったり変形した人体に、美しい印象を抱かないようにプログラム
されているのかもしれない。



児童ポルノよりも、グロ画像に強い興味を示す人の方が危ないような気も
しないでもない。
グロ画像をただ見たり集めたりするのは、趣味と言えないこともないので、
他人がとやかく言うわけにはいかないが、精神的に不安定な人のマーカー
にもなるのではなかろうか。


猟奇的な犯罪者が捕まったとき、オタクっぽいものがあった、と報道する
よりも、グロ画像があったかなかったかを報道してもらった方が、よほど
いいのではないか。


むろん、グロ画像愛好家=犯罪者、と言いたいわけではない。
ただ、未成年に限れば、グロ画像に異常に興味を示すのは、ちょっと危険
なのでは、と思っただけである。