Boaz2015-07-29

高橋留美子短篇集「鏡が来た」を読んだ。

大人向けの雑誌に掲載されたものは、少年誌では描けないようなエグい大人が
出てくるものの、後味はすっきりしている。


最も新しい表題作の「鏡が来た」は、表現こそグロいものの、サンデーに載っても
おかしくない話だと思う。
べつに「境界のRINNE」がつまらないわけではないのだが、あのマンガはヒロインが
何を考えているのか本当に分からないので、モヤモヤするのだ。


高橋留美子は、ペース的に年に1本ぐらい大人向けの短編を描いているみたいだ。
たぶんF先生のSF短編のような位置づけなのだろう。
もっと読んでみたいが、こればかりは無理を言えない。


ところで、高橋留美子は深夜アニメを見たりするのだろうか?