アニメ「ウィッチクラフトワークス」第4話のクマとウサギのプロレスが
すごかった。
見てない人には、なんのこっちゃ分からないだろう。
水島監督は、女の子が操縦するでっかいものを表現するのがとても上手
なのではないか、と思う。
あるいは、戦車やぬいぐるみが日常で暴れまわる演出を、視聴者に快感
を伴って見せてくれる人と言ってもいいかもしれない。
米国だと実写でやってしまうところだが、日本のセンスは一味違うのである。
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そこで考えるのが、マンガやアニメの実写映画である。
8割ぐらい失敗していると言っていい。
なぜか?
それは、映画監督がアニメやマンガの演出をまったく理解していない
からである。
映画監督というより映画関係者が、と言った方がいいだろうか。
逆に考えると、ここには大きなビジネスチャンスがある。
アニメやマンガ業界と実写映画業界をうまくつなぐプロデューサーが
いれば、大ヒット作品を作れるだろう。
そういう人がほとんどいないので、マンガやアニメが映画関係者に
丸投げされて、見るも無残なものが出来上がるのだ。
根本的には、誰がお金を出すのか、という話になっていくのだろうけど、
実写映画の方がお金を出しているから、アニメやマンガの方は口を
出せないということか。
でも、それで大失敗して損をするのは誰か? というのを考える必要が
あるのではないか。