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横浜地方検察庁から逃走した男が47時間後に捕まった。
彼は、逃げれば何とかなると思っていたのだろうか。
思っていたから逃げ出したのだろうけど。

少し世の中のことが分かっていたら、泣く子も黙る神奈川県警が
全力で捜査することが予想できただろうし、友達の携帯電話だから
自分の身元がバレないとは思わないだろう。

万が一、逃走に成功しても、その後はどうやって生活するつもり
だったのだろうか。
もしかして、仲間に頼るとか？　
警察が関係者全員を徹底的に調べるということすら知らなかったの
かもしれない。刑事ドラマとか見たことがなかったのだろうか。

まあ、5分後のことも想像できないからこそ、女性を襲って財布を
奪ったのだろうけど、これまでどういう生活をしていたのか気に
なる。普通にバイトとかできていたのだろうか。

非番の警官も全部動員して捜索したはずだから、彼は神奈川県警の
全員に恨まれていると思う。
彼がちょっとした思いつきで大勢の大人を動かしたことの責任を
自覚する日は、たぶん永遠に来ないのだろう。
数年後に出所して、自分の武勇伝を居酒屋で自慢している姿が見える
ようだ。