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「聲の形」というマンガが面白かった。

聲の形(1) (講談社コミックス)

朝日新聞にレビューが載っていて、ちょっと引っかかったので買って
みたのだ。

耳が聞こえない少女と、その子をいじめる少年の話で、2巻以降はどう
なるのか読んでないから分からない。
が、傑作になりそうな予感がする。

小学生のどうしようもない愚かさと残酷さがリアルに描かれており、
少年マンガなのにほとんど救いがないように見える。
この作品は読者アンケートの順位がいいのかどうか不明だが、連載に
踏み切ったのは英断だと思う。

私がさらにリアルだと思ったのは、担任の教師像だ。
平均的な小学校の先生というのは、こういう感じなんだろう。
DQNな児童になるべく関わりたくない姿勢が、実に現実的だ。
子供たちの学力がどうとかいう前に、学校の先生を何とかすべきなの
ではないか、と思った。

来週、2巻が発売されるらしいので楽しみだ。