愛媛県警の誤認逮捕事件で、県警は謝罪したものの、自白の強要は
なかった、と発表した。
これに対して被害者は反論したが、おそらくこれでうやむやになって
終わるのだろう。
捜査を担当した課長は西条市に左遷されている。
こういう県警の体質は、明治時代から続いているような気がする。
戦後、GHQによって大幅に刷新されたはずだが、いつの間にか戦前の
警察組織になっているのではなかろうか。
弁護士団体が取り調べの可視化を要求して、少しは導入されているが、
田舎の警察にはそんなものはないのだろう。
愛媛県の警察には、まだ21世紀は来ていないのだと思う。