なだいなだが亡くなった。
がんになったことを公表していたので、驚きはなかったのだが、
リベラルな人が逝ってしまったのは寂しい。
- 作者: なだいなだ
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1970/02
- メディア: 新書
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NHKスペシャル未解決事件「尼崎殺人死体遺棄事件」を見た。
犯人が捕まっていないわけではないので、未解決事件というのは微妙
だが、自殺してしまったのだからしょうがないのか。
ただただ、警察の「民事不介入」が恨めしい事件である。
これは、ちょっとでも民事に介入したら朝日新聞あたりが騒ぐから
自粛しているのか、単に面倒くさいから門前払いしているのか。
じゃあ、民事のプロは弁護士だが、こういう暴力を伴うことに親身に
対応してくれるのかも疑問だ。それは警察に行って、とたらい回しに
されるような気がする。
ストーカー事件でも警察は手を出さないが、助けてくださいと言ったら、
あんたが死体になって発見されたら動いてあげる、と返事をされる
ということか。恐ろしい話ではないか。
国民の生命と財産を守るのが仕事なのに。
どうすれば自分の身が守れるのか。
番組の最後に、高松の家族で生き残った父親が登場したが、
彼は妻や娘たちを守る方法を知らなかった。
法曹関係者は特に何も思わないのだろうか。