県庁おもてなし課

堀北真希が美しかった。以上。



ここからは気になったところを書く。


物語はかなりオーソドックスなもので、きれいにまとまっていた。
特に堀北が嫉妬するところがよかった。


観光映画なので、高知県のきれいな風景がこれでもかと入れられている。
撮影監督の腕が良かったのだろう。ビシッと決まっていた。



錦戸亮がパラグライダーに乗っていると、いきなりアニメになる部分が
ある。
申し訳ないが、いまひとつだった。ていうか、なんであそこをアニメに
する必要があったのか疑問だ。


高良健吾関めぐみにプロポーズする場面で、父親の船越英一郎が運転
するクルマが来るが、あれはタイミングが良すぎるだろう。
何らかの理由が欲しかった。


※関係ないが、高良健吾熊本市の「わくわく親善大使」らしい。
 高知県をアピールする映画に出演していいのだろうかw



高知県のレジャーランド化、というアイディアも、どうなんだろうか。
アウトドア好きのリア充しか乗ってこないような気がする。


じゃあ、愛媛県はどうなんだよ、と言われると、何も返せない。
いちおう「がんばっていきまっしょい」とか「船を降りたら彼女の島」など
の映画を作ってはいるものの、それで観光客が増えたわけでもない。

船を降りたら彼女の島 [DVD]

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※まったく関係ないが、愛媛県温州みかんの生産量は9年連続で2位である。
 1位は和歌山県。愛媛=みかんのイメージはどうなるんだろう?



そもそも、観光誘致は自治体がやることなのだろうか? 
費用対効果でみると、民間が勝手にやった方がいいのではないかと
思わないでもない。


それよりも、地元を愛する子供を育てるべきだろう。
いまは頭のいい子ほど大都市に出てしまう。
彼らを地元に定着させる受け皿が、県庁や電力会社ぐらいしかないのが
現状だ。


徳島のufotableみたいな会社が愛媛にもできればいいのだが。
ぬるま湯のような体質の愛媛県人には夢のまた夢か。