全国のDQN率

09年度の全国の教職員の精神疾患での休職率が文科省から発表された。
休職した教員の人数は、全国で5458人と過去最高になったそうだ。


学校の先生が休職する理由は、おそらく学級運営がうまくいかないからだ
ろう。
具体的には、言うことをきかない生徒がいるか、無茶なことを要求する保
護者がいるか、その両方である。


つまり、体罰ができないのでやりたい放題の小中学生にボロボロにされ、
高飛車な保護者にわけのわからないことを言われ続け、心が折れたのだ。


ということは、教員の休職率が高い県ほど、DQNモンスターペアレンツ
多い、ということになる。
統計は以下のとおり。


【休職率の高い都道府県】

順位 都道府県名 休職率(%)
1 沖縄県 1.14
2 大阪府 0.94
3 東京都 0.90
4 広島県 0.86
5 大分県 0.79
6 北海道 0.78
7 福岡県 0.76
8 神奈川県 0.72
9 高知県 0.68
10 熊本県 0.67
10 京都府 0.67


沖縄県広島県は荒れている生徒が多いイメージがある。
東京はモンスターペアレンツが多そうで、大阪はその両方か。
大分県はそんなイメージがないのだが上位に食い込んでいる。不思議だ。


では、学校の先生があまり辞めない地域はどこだろうか。


【休職率の低い県】

順位 都道府県名 休職率(%)
1 兵庫県 0.24
2 山梨県 0.26
3 群馬県 0.27
4 茨城県 0.29
5 秋田県 0.31
6 静岡県 0.32
7 香川県 0.33
8 奈良県 0.36
9 青森県 0.37
10 徳島県 0.39
10 愛媛県 0.39


兵庫県は09年の県立高校入試で大規模な採点ミスが見つかり、3624人が
処分されたそうだが、休職率が低いことに関係しているのだろうか。
全体的に真面目でおとなしそうな県民性が共通しているような気がする。


四国は高知県以外がベスト10に入っている。
あまりもめ事がない地域なのかもしれない。
だが、愛媛では今年、下着泥棒や猥褻行為で辞めさせられる教師が続出
しているので、いい教師がいるとはいえない。



ちなみに全国平均は0.60%。
90万人以上いる教員のなかで、1%以下なのは、むしろ頑張っている方だと
思う。