社会に出ると、年長者から
「そういう青臭いこと言ってないで、いいかげん大人になれよ」
と言われることがある。
これは、大人になる=成熟する、ということではなく、多数派に
盲目的に従え、という圧力である。
そして、こういうことを言われて、実際に「大人」になった人は
もう決して成長できない。
心の中にあるモヤモヤを、酒や女などの別のもので発散しようと
する。
たぶん日本だけでなく、ほぼ世界中に見られる現象だろう。
イノベーションやブレイクスルーをもたらすのは、こうした同調
圧力に屈しなかった人である。
だから均質化を求める組織では、そういう人がとても邪魔になる。