日経ビジネスオンラインに、ユニクロの柳井正会長のインタビューが
載っていた。さすがにこれだけブラック企業だと言われて危機感が
出てきたのか。
が、インタビューを読んでみると、この人は反省しているわけでも
なく、逆に若者を甘やかしていたら世界で勝てない、と言っている。
買い手市場だから、辞めてもいくらでも若いのが入ってくるし、鼻先
に人参をぶら下げておけば馬車馬のように働くだろ、と思っている。
ユニクロがブラック企業だと批判している人は、柳井正会長のこういう
マインドがいかんのではないか、と言っているわけで、少なくとも私は
やっぱりユニクロはブラック企業だな、と確認できた。
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ところで、ファストファッションの同業であるH＆MやZARAやGAPでは、
新入社員研修で大量のマニュアルを暗記させたりしているのだろうか？
それぞれの離職率も知りたい。
もし、異常な研修やサービス残業がないとしたら、彼らの競争力は
どこにあるのだろう？
あるいは、どの会社も似たり寄ったりの働かせ方をしているのなら、
ファストファッションそのものに問題があるのではないか。
日経はこういうところのツメが甘いから、今回のようなヨイショ記事に
なってしまうのだろう。マクドナルドの原田泳幸会長のときもそうだった。
タダで読んでいるから、本来はこういう文句は書くべきではないのだ
けれど、この記事を書いた人には猛省を促したい。
