日経ビジネスオンラインに、コーカサス地方の誘拐婚の話が載っていて、
つい最近までこんな野蛮なことが行われていたのか、と驚いた。
歩いている女性を数人がかりの男がクルマに押し込んで自宅に連れ帰り、
親戚一同が自分の一族の男と結婚するように集団で説得するのである。
誘拐された側の親族は、娘を戻してくれるように交渉するのだが、一夜
を過ぎてしまうと諦めて、相手と結婚するように促すという。
(私に大事な娘がいれば、家から一歩も外に出さないが)
こういう民族には、あまり恋愛の観念がないのだろうか? 上記の話の
中では、好きな男性がいたにもかかわらず、誘拐されてしまい無理やり
結婚させられた女性もいたようだから、いちおうはあるのかもしれないが、
基本的には女性は子供を生むための道具である、という昔ながらの
考え方から外れていないように見える。
気になるのは、結婚する目的で女性を拉致するのはまだいいが(よくは
ないが)、自分の性欲を満たすためだけに誘拐する男たちがいるのでは
ないだろうか、ということだ。
そういう犯罪はどこの国でもあるだろうけど、誘拐婚が成立するような
文化では、強姦は抑制されるのかどうか。
あと、売春婦はどのくらい存在しているのかも気になる。
結局、女なんてのは妊娠させて子供を産ませてしまえばこっちのものだ、
という考えは正しいのか、と思わされる話だった。
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