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深夜に映画「クヒオ大佐」をやっていたので、なんとなく見てしまった。

クヒオ大佐 [DVD]

堺雅人がブレイクしたから放送したのだろう。

日系の米国人で空軍の戦闘機に乗っている、という設定の結婚詐欺師の
話で、実在の人物を元にしている。
軍服を着た堺雅人がなで肩で、ものすごくインチキ臭くていい。

ほとんどコントみたいな映画だったが、監督はそういうテイストには
したくなかったのか、それともしたかったのか、振りきれていないの
でよく分からなかった。
「リーガル・ハイ」ぐらい飛ばしてくれたら、もっと面白くなったの
かもしれない。

エンドロールで流れたクレージーケンバンドの「VIVA女性」という曲が
吹っ切れたバカ曲でよかった。
YouTube でプロモーションビデオを見たら、アニメ「そらのおとしもの」の
2話のエンディングみたいで笑った。

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結婚詐欺師は、捕まえてみるとそれほどイケメンではないという。
寂しそうな女性の心を慰撫するテクニックに長けているのだろう。
女の結婚詐欺師はあまり多くないような気がするが、男が黙って
いる場合がほとんどだからばれないのだろうか。

詐欺師といえば、レオナルド・ディカプリオの映画「キャッチ・ミー・
イフ・ユー・キャン」である。
この映画でもパイロットの制服で人を騙す話があった。
洋の東西を問わず、人は制服を着ていると信じてしまうのだろう。