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世の中には「こいつは俺を舐めているかどうか」という基準で
あらゆる対人関係を判断している人がいる。

そういう人は、舐められないように虚勢を張る。

私が思うに、動物がフーッと毛を逆立てるのと同じなのだが、
いつもいつも毛を逆立てているわけにはいかない。
だから、虚勢を張れる時間は短い。

初対面で、もう二度と会わないような場合は有効だけれど、
長時間つきあうようになると、お互いがどんな人間かが分かっ
てくるわけだから、実力以上に自分を大きく見せようとしても
バレバレになる。

そんな、器の小さいけれども他人に舐められたくない人が側に
いると、周りがピリピリする。
不思議とそういう人は、小さな組織のボスになっているので、
下の者は困るわけである。

こういう心の病を持っている人に、どう対処すればいいのだろう。