Amazon's Real Shop

街の小さな本屋さんが減っているという。
本は利幅が少なく、とてもやっていけないと店を閉める人が多い
らしい。


松山のような田舎では、そもそも街の本屋さんというのが少なく、
大手の明屋書店が市場のシェアを独占していた。


ここでひとつ提案があるのだが、閉店した街の本屋さんの跡地に、
アマゾンなどのネット書店が受取所を作ったらどうだろうか? 
コンビニ受け取りでもいいのだが、完全に無人のコインロッカーの
ようにするのだ。


メリットは大きく2つあって、ひとつは物流のコストを下げられる
ということ。
宅配業者がトラックで何度も配達しなくてもいいし、梱包の段ボー
ルも省略できる。


もうひとつは、自由な時刻に受け取り可能になること。
独身の人は、仕事が終わってからでも注文したものをゲットできる
し、場所も指定しておけば出張先でだって受け取れる。
(家族に内緒のものだってこっそり手に入れることが可能だ)


携帯の端末と暗証番号でカギをつくれば、いちおう安全だろう。
そういうロッカーはすぐに作れると思う。


無人受取所への配送代(100円ぐらい?)をとって、その場所を貸し
ている人に払うようにすれば、いくらかの収入にはなるだろう。
機械にうとい老人でもできる商売だ。


田舎では需要がないかもしれないが、大都市だと成立するんじゃな
いかな、と思う。